【読書のキロク:番外編8】私のお金は、誰のため?【Audible】
こんばんは、"もっちゃん"です。
前回の記事の通り、変わらず投稿していきます。
巷ではゴールデンウィークですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
教員となってから、ゴールデンウィークとは縁遠かったように感じていますが、今年は比較的ゴールデンウィークを感じながら生活することができているように思います。
ゴールデンウィークというと、部活の遠征の格好の時期だったり、
最初の授業参観を終えて疲れ果てていたり、
無理やり家族のお出かけを組み込んだり、
ゆったり生活したことがこれまではありませんでした。
教職大学院に入学し、
読書したり、勉強したり、物思いにふける時間を確保できるゴールデンウィークであることは、非常に嬉しいことです。
それだけでも有難いことですね。
そんな中聞いたAudibleの作品になります。
◯今回聴いた本:『きみのお金は誰のため』 著者:田内学 東洋経済新報社
これもAudibleからオススメされたものです。
そんなに長い小説でもなく、あっという間に聴き終わってしまいました。
◯概要
一応、"小説”になります。「ボス」と呼ばれる謎の男性から、主人公の中学生と、居合わせた女性が、「お金」に関するお話を「ボス」から聞いていく、というお話です。
中学生の成長と、ちょっとした人間ドラマのようなものが盛り込まれていて、楽しく聴くことができました。
◯雑感
話のストーリーに関する感想はさておき…。
コンセプトから、とても素晴らしい本だと思いました。
対象を子供から大人まで広く取りつつ、「お金」に関する知識をわかりやすく読者に伝えています。
著者の田内氏の経歴をみると…
それこそ金融の最前線でお仕事をなさってきた方が、こうして
“「お金」に関することを子どもにも知ってもらう”
という方向で動き出すのは、心からすばらしいと思います。
子どもに限らず、なかなか見えてこない部分の大きい「お金」事情。
「お金」に関して疎い大人(私も含む)にとっても非常に勉強になる本だと思いました。
◯学校での「お金」教育
そもそも、学校教育において「お金」や「経済」に関することって、なかなか学ぶ機会はないように思います。強いて言えば、社会科の公民だったり、家庭科で少し扱う程度でしょうか。
「お金」に関しては、大人になったら100%扱うようになるものです。
(それなのに義務教育のもとでの扱いが少ない気もします)
それを子どもにもわかりやすく専門家が伝えるというのは、とても良いことだと思います。
専門的な知識を、わかりやすく人々に伝える
そんな力がこれから重要になってくるのだろうなぁ〜、と思います。
そもそも、これまでも「マンガでわかりやすく」みたいなコンセプトのものは多々出てきてはいましたが、本作品はその中でもなかなか完成度の高いものではないかと思います。
ぜひ興味のある方は読んで(聴いて)いただきたいものです。
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