見出し画像

ガイディングケーススタディ! パッケージツアー編

これまで書ききれなかったガイディング技術や
対処のためのやり方を紹介します
また、ガイディング中の悩みを解決します
参考にしていただくと幸いです


私の信念はガイドを増やすことで地球環境の
保全をする事です



ガイディングケーススタディ!  
パッケージツアー編



<目次>
1パッケージツアー不安解消法
2できるだけガイドのミスを防ぐ方法
3集合時間を厳守させる7つの方法
4添乗員さんを見方にする方法



1パッケージツアー不安解消法

(解説)
 パックージツアーのガイドを実行する際の
 不安はどのようなものがあるか?
 それを解決するためにはどうすれば良いか
 紹介します

<パッケージツアーガイド7つの不安>

1添乗員さんは有能か?
 (仕事が出来ない添乗員・初めての添乗場所・
  アルバイト丸出しなど)

 解決 手配の方に添乗員さんを指名する
    もしくはあらかじめ条件を提示する
   (登山経験3年以上など)

2体力的にあきらかに無理な参加者がいる
 (体力的・経験的に歩けない人が参加して
  いる)

 解決 参加者の事前チェックを依頼する

3年齢的に無理な参加者がいる
 (どう見ても高齢者である)

 解決 年齢制限を設けてもらう

4装備や服装で問題がある参加者がいる
 (どう見ても装備や服装が不十分であり危険
  である)
 解決 あらかじめ服装や装備についてご案内
    をしてもらう

5理解力・コミュニケーション力で問題がある
 参加者がいる
 (ワガママであり・自己中心の参加者がいる)
 (言うことを聞かない)

 解決 添乗員さんにマンツーマンで担当
    させる

6モチベーションが低い参加者がいる
 (反応がなく、いやいや参加している)

 解決 満足度を求めない
   (無事に終わることを考える)

7そもそも行程的に無理な内容である
 (行程時間と歩行距離がはじめから無理な
  内容である)

 解決 スタート時正しいスケジュールをお伝
    えする

◎集客力が多い「大手旅行会社ほどこのような事
はしてくれない」事が多いです

 苦労するのはガイドと添乗員さんかも
 しれません




2できるだけガイドのミスを防ぐ方法

(解説)
 できるだけガイドのミスを防ぐために必要な
 ことを紹介します


<想定されるガイドの単純ミス>
1装備や時間の連絡の伝達ミス
2迷子を出す
3注意義務を怠る
4解説につまずく
5安全管理に対し怠る
6サービスに気が利かない
7ホスピタリティに気が効かない

<解決策>
・メモできるものはメモする
・資料で渡せるものは資料で渡す
・書いてお知らせ出来る事は書いてお知らせ
 する
・10分に1回は参加者をカウントする
・自分が危険だと判断したらすぐ声に出す
・参加者の為を考える
・視界を広くする
・絶えず回りに注意する
        など



3集合時間を厳守させる7つの方法

(解説)
 パッケージツアーやバスツアーでは必ず集合
 時間に遅れる方がいます
 「それもいつも同じ方です」
 その対処法を紹介します

<参加者が集合時間に遅れる原因>
・最初から時間を守ろうとしていない
・作業や行動の段取りが悪く他の人に比べ時間
 がかかってしまう
・理解力や集中力が低く、集合時間を忘れて
 しまう
・時間を知るために時計などの表示を見ない
・時間よりも自分の行動を優先してしまう
・欲張り過ぎる(よけいな行動)をとって
 しまう
・わざと時間に遅れることで、注目を浴びたい
 欲求がある


<時間を守らせる方法>
1しっかりとビジュアルで時間をお知らせする
2明確に「後○○分後に集合です」とお知らせ
 する
3集合時間を逆算した残り時間をお知らせする
4遅れた人に「ペナルティ」を儲ける
5遅れた人に感謝する
6いつも遅れる人と行動を共にする
7作業や行動が遅い人をサポートする


<注目を浴びたい人の対処法>
1アイコンタクトを多様する
2その人を「ホメる」
3遅れたことを感謝する
4その人を目立たせる
5その人を皆に紹介する
6その人を「おだてる」

◎ポイント
 毎回遅れる人は
「それが習慣なので、治らない」
 絶えず「いかなる状況でも遅れて来る」
 それを解決するためには
「強制的にサポートする」
 もしくは「目立たせる事で間接的に指導」
   する



4添乗員さんを見方にする方法

(解説)
 パッケージツアーでは添乗員さんと仲良くな
   り味方にすることでとても仕事がしやすくな
   ります


<目的> 
添乗員さんを仲間につけ、ガイド業務を優位
にする

<目標>
添乗業務をしっかり、遂行する事でガイド業
務に専念できる

<知識>
・ほとんどの添乗員さんは子会社の非正規労
    働者である
・ピーク時は連日の添乗が続くので
 「常に疲れている」
・わがままなお客様が多いので、ストレス
   が多い

<方法>
□笑顔で挨拶
□オーラ(私はプロガイドで仕事師です)を
   感じさせる
□第一印象をホメル  
   服装   「それ、かっこいいですね」
  センス  「いい色着てますね」
   行動   「動きはやいですね」
□ねぎらいの言葉をかける
「ピークで忙しく大変ですね」 
「添乗員さんがいるだけで心強いです」
□仕事をホメル
「仕事師ですね」「かなり、やりますね」
「いい仕事しますね」
 □休憩時 仲良くなる
  世間話やコミュニケーション  
      一緒に食事をする    など

★まとめ   
「お世辞やおべっかでもよいので、ホメテ、お
  だてる」
その結果、いい仕事を提供しガイドと仲良く
なる

☆注意
・女性の添乗員さんにはデリケートに接しま
   しょう
・ホメル回数が多いほど効果的です
・仕事が出来ない添乗員さんには
「教えてあげましょう」
・添乗員さんには期待しないようにしましょう


        E N D

     ・・Just Do It・・


「最後までお読み頂きありがとうございます」
役立ったと思う方「スキ」お願いします
優良な記事を書くためのモチベーションとなり
ます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?