無断欠勤で会社を去った日、その真相とは?
こんにちは。
新垣さとるです。
「このまま車のハンドルを会社と反対の左にきれば違う人生が始まる」
転職先で上手く馴染めずに苦しんでいた時の通勤時にとっさに浮かんだこの言葉です。
今でもハッキリ覚えている瞬間です。
実際、その日私は会社には行きませんでした。無断欠勤です。そして二度とその会社に行く事はありませんでした。
社会人としては最低な行為でしたが、壊れた自分を保つには逃げるしかありませんでした。
当時、好きで転職した企業でしたが人間関係に馴染めず、何よりも大企業でしたが将来性に不安を感じてしまい悶々とした日々を過ごしていました。
そんな中でとった突発的な行動。
もちろん、その時も社会人として許されない行為だという事は百も承知でした。
でも、今ここから逃げないと自分が自分でなくなってしまう!という恐怖から出た行動でした。
あれから、かなり月日が流れなぜ、あんな行動をとったのか?今では考えの整理がつきました。
振り返ると、その時に在職していた企業では楽しそうに働いている人がほとんどいませんでした。
特に、自分の上の世代の人たちは早く帰る事だけ考えていて仕事への熱意もまったくありませんでした。
アツい想いで転職したのに将来は自分もこうなるのか?という鏡を見るような状況に怯えました。
当時の私は自分が会社を変えてやる!なんていう気概もなく
病んでいく心と奪われる時間を考えると「逃げる」しか選択肢がありませんでした。
でもそんな思い切った行動に出られたのは私なりの価値観みたいなものがありそれを守りたい一心だった事が大きかったです。
守りたかったものは自分勝手だけど
「人生というたった一度の自分の時間を大切にする」
という事。
それは今でも変わらないです。人によって守りたいものは色々と変わるでしょう。
でも人生を大事にしたいと思わない人はいないはずです。
サラリーマンから起業した時もそうでした。
必ずしも自分じゃなきゃいけない代替が効く誰でも出来る仕事に自分の時間を使う事に価値を感じられなくなったうえでの決断でした。
だからと言ってあなたも起業しろとか転職しろなんていう乱暴な話をしたいのではないです。
私みたいに荒っぽい方向転換はしない方がいいです(苦笑)
でも、自分の大切にしたい事は言語化してしっかりと守る事が豊かな人生につながります。
今、私はとても幸せです。
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