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#97 読書録 塩狩峠を読んで vol.2

今日は、初めて読書録のvol.2を書きたいと思います。一昨日に塩狩峠を読み始めて、昨日途中までの段階で感じたことをそのまま投稿。

で、投稿後から仕事もそこそこ忙しい中(明日1月19日)に大事なプレゼンがあるのに、本を置く事が出来ないぐらい話のなかに引き込まれました。

そして、写真にあるように読了前残り80ページという所で、仕事が流石に気になり手を付けなければ、徹夜になるという時間の関係で投稿します。

すきな本は何?ってきかれたら山崎豊子の沈まぬ太陽と答えるぐらい何度も読み、そして引き込まれて読書に没頭した時間を過去を過ごしました。

塩狩峠、今の自分の人生のタイミングにピッタリ合ったのでしょう。沈まぬ太陽と同じくらい自分の心のどこかに触れる描写があふれていました。

このタイミングで塩狩峠に出会えた自分の運に感謝w

そして、この本の登場人物の様に自分の気持ちと人の気持ちに思いをはせながら、これからの人生をいきていたいという想いになれたのです。

あまりにもよい本であったので、読書録といいながらもvol.1、2ともに話の中身についてはほとんど書く気はありません。

なので、まったく参考になるところはない投稿ですが、なに塩狩峠?となった人はこちらのリンクでどんな本かご自分でお確かめください。

自分と同じ以上に、うわーこの本に出合えてよかったという出会いがある事を祈ります(スピリチュアルではありません笑)


ここまでの全体感

トランプ、連絡船、札幌の街、しぐれ、藻岩山、雪の街角、辞令、隣人までを読んで

時間軸が大きく進み、それに伴いそれぞれの人生の岐路がこの時の時代背景において、さまざまに変わってくる。

そんな中での、人々のお互いがお互いの事を深く深く思いあい時に苦しむ姿を見て何ともいえず、涙なしには読むことができなかった。

明治の初期からの価値観、時代背景で物語がすすみ、なかなか当時の空気感を感じることは難しいかな?と思っていた。ただ、この本の凄い所は、圧倒的な人の心の動きを描写していることにより、出てくる人それぞれに感情が移入しやすい。自分のなかで当時の情景が見えるのです。

普段なかなか小説を読まない自分の目を完全に開かせてもらいました。

日々の日常にダメージが出そうですが。それも自分の選択ですね。

気になった表現達

ひとをやさしくするためにあるもの

これは、常に人をやさしいものにさせるという事よりも、やさしい気持ちをもたせるきっかけとなるもの。ぐらいに捉えた。

自分も、サポートが必要な人と毎日一緒に暮らしているが、やはり幸せ度が高くなる。そして、自分が追い込まれたときに気持ちがざわざわするので、
自分の変化にも敏感になれる。

相手の姿を借りてどう自分を映していくか。そんな表現に感じられた。

今日一日をじっくり大事に生きる

これは、明日も今日とおなじく当たり前の日常がまっているという前提で、あしたに備える。悪くはないがよくもない。

これを書いているときでさえ、明日の事がきになっていて目の前の事の集中できていない。

目の前のことに集中して生きる。塩狩峠を読んでいるときは、周りをシャットアウトして短い時間でも集中して読む。入る。これができた。

今日一日をじっくり大事に生きる。今日一日をじっくり大事に生きる。

これ以上はじっくり書けないので今日はこの辺で。

ではでは

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