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#183 「安楽死が合法の国で起こっていること」を読んでvol.2 まずは事実を知る事の大切さを知った話

こんばんは!けーたです。

今日は「安楽死が合法の国で起こっていること」を読んでの読書録vol.2になります。ちなみに、vol.1はこちら

この投稿のタイトルに書いたように、まずは世界で安楽死に関することでどのような事が起こっているという事を知る、知ろうとすることが大切であるそのことに気づきました。

特に、P218にある家族ケアラーにおける「自殺幇助」の事例に大変驚きました。

その内容が、安楽死に対する議論というよりも殺人なのでは?と自分の中の常識では思われている事が、安楽死という括りで法に裁かれている事例です。

具体的には、英国でモルヒネを混ぜたスムージーを飲ませ、父親を死亡させた。その後「自殺幇助」を認め、判事からその思いやりを称賛され執行猶予を与えられた。というもの。

まだ、この投稿を書いている段階では上記の事例を調べる事ができていないので、なんとも言えないが、上記の事実は例え、家族ケアラーが大変な状況にあったとしても殺人にあたるのではないか?

と、不思議に思ったので、世の中の殺人と自殺幇助の線引きがあいまい、もしくは「すべり坂」のなかにあるのだなと状況がすこし理解できました。

あくまで、この本は世界で何が起きているか?のごく一部を事例として取りあげられている事は理解する必要がある。これが全てと思うと思考が偏る

自分が考えもよらなかった事実に触れる。そのおかげでそのテーマについて興味がでて、自分でもう少し深く調べてみたくなった。

本を読むことにより、興味がわき、本を読む前と何らかの行動が変わる。

それが読書の本質なのではと改めて思いました。

ちょっとセンシティブなテーマ(自分の中で「死)という存在よりも、もう少し扱いにくいテーマが「安楽死」かなと感じている)ではありますが、自分の読書の経験がだれかの選書の参考になれば幸いです。

ではでは


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