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#49 読書録 1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀 当時の世界観をインストール

今日は読書録をアップしたいと思います。【1973年に生まれて 団塊ジュニア世代の半世紀】についてです。

きっとこの本が店頭に並んでいたら、間違いなく手に取らなかった一冊。いや仮に興味をもって手にとってみたとて、それをレジに持っていき購入に至る。または、Amazonの購入ボタンをポチるという行動には及ばないような本です笑

上記の行動については、本の中身の内容の良さとは関係ありません!あくまで自分の選書のフィルターにかからないジャンルだなという主張です。

では、なぜこの本を購入にいたり、読書録まで残す行動変容にたどりついたかというと。。。

最近の日常動線上にがっつり上がり、その為行動変容をおこさせてくれているVoicyパーソナリティの木下斉さんが推していたから。

団塊ジュニア世代の半生を理解すると、未来が見える。(2023/11/30 #0933) | 木下斉 / HITOSHI KINOSHITA「木下斉の今日はズバリいいますよ!」/ Voicy - 音声プラットフォーム

目的どおりだったのですが、この本を読んで、自分の幼少期である1980年前半の世界で何がどんな世界観で起こったかという事の解像度が上がった。

なぜ、解像度という表現をしたかというと、何となく記憶に残っている出来事が多いから。大きなニュースであれば、再放送。昭和のノスタルジーの振り返りなどで目に、耳に飛び込んできていたから。それがこの本を読んでより具体化された。

もっと気になり、知りたくなればググって深堀できるようになる入り口に立てるのがこの本かなと。

具体的に何が刺さったかというと、ゲームセンターの出入り禁止のはなし。確かに、自分達の小さい時にゲームセンターに行ってはいけないと御触れが回っていた記憶がある。

と同時にヤンキーがいるから身の危険がある場所であることも分かっていた。自分は田舎出身なので。

その中の一文で、ゲームセンターにいって非行化するのではなく、非行化した人たちがゲームセンターを喫煙など大人が来ない事を理由にしに来る場所という因果の逆転が表現されていて刺さった。

この考え方って、理解できない子供たちの世界に勝手に制限を掛けたがる自分の姿に既視感を覚えたので、行動制限をかけているルールの鵜呑みをやめようと自戒。

あと、ゼクシィ―の創刊が93年の事で情報戦の時代という事が、そのうち発売されるWindows95などの時代背景を知っているので、結婚を前提にする価値観にITをつかったマーケティングがスタートする黎明期を視る事ができ、これまでの読書体験では味わったことのない高揚感に。

今日書きたかったことは、

1、自分がわかっている気になっていることも、解像度が荒いので、別の角度からみると楽しめるし、学びになるという当たり前ではあることw
2、人におすすめされた本はとりあえず手に取って読んでみる。勝手にフィルタリングを掛けるともったいないということ

12月も忙しいが隙間時間で読書を進めていきます。

ではでは


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