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[オンライン会議・通話可]リモートワーク推奨の新幹線車両は成功する??

2月1日より約1ヶ月、東北新幹線の一部列車で、リモートワーク・テレワークやオンライン会議などを推奨する車両を連結した新幹線の実証実験がスタートした。

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対象列車は上記リンク先の記事や写真(画像)をご確認いただきたい。
上下各4〜5本、午前午後で2〜3本ずつといった具合で、実施されている。

走っている新幹線自体は普通の東北新幹線と一緒であるが、テレワーク推奨車両だけは、全席満席扱いでブロックされており、一般の席としての利用はできない。
しかしながら、推奨車両の設定のある新幹線のチケットを持っている乗客に限り、利用ができるようになっている。

では・・・いったいどんな感じだったのか。

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利用したのは2/3(水) 。
はやぶさ103号(下り列車)。
もともと前後に他のはやぶさ号が走っていることと、17両編成と長いため、推奨車両を含め新幹線自体は空いていた。

早速、実証実験を行っている1号車に乗った(今回は大宮から乗車した)

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席は少しずつ埋まっていたが、利用者数は10人以下。
快適に作業をすることができた。

実証実験についてのリンク先でも紹介されているが、情報マスキング音と言って、他人の会話が聞き取りにくいノイズ音が車内には流れていたが、気にならずに作業に集中できた。
もっとも、新幹線自体がかなり高速で走行していて、その走行音自体が大きいので、これはあってもなくてもあまり変わらないのかなぁとも思ったが・・・
(新幹線走行中の車内の音については下記のYoutubeを参考まで)


実証実験では、Wifiのルーターの貸出や、集中して作業に取り組めるようなグッズの貸し出しもあったが、今回は速度がどのくらいかを確認するため、ルーターをお借りした。

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5G対応のauのルーター。
新幹線の速度が速いこともあってか、残念ながら回線速度の速さは実感できなかった。iPhone 11 proのテザリング(au4G回線)ともそこまで速度差はなかった。
まぁあくまで貸し出し用なので、そんなもんなんだろう。


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実証実験では、アンケートの記入もあり、利用後は、箱型のシェアブースSTATION WORK(STATION BOOTH)の30分無料券をもらうことができた。

アンケートの内容は割愛するが、別料金を払うとして、いくらぐらいだったら推奨車両の利用を検討できるか、また新幹線などの車内でテレワークなどをする時にどんなものがあれば利用しやすいか、などなど、今後の未来を考えたアンケート内容だった。

さて、今回のこういったリモートワーク推奨車両を今後新幹線に設置されたら、うまく行くかどうかというところだが、答えは微妙である。

実際にそういう車両を別で設けることによって、その車両だけ混雑する、しないの差別ができてしまうだろうし、また普段テレワークなどをしない、単純に旅行などを目的に新幹線に乗る人たちにとって、そういう車両が編成の何号車についているとか、って話もイマイチわかりにくい・浸透しにくいように思える。

ただ、座席をゆったり使いたい。
隣に誰も座らないように席を予約したい
なるべく空いている車両を予約したい

といった、個々の要望は、車内で作業をする人に限らず一定数あると思うから、そういう「ゆったり使えます」車両の設定は大いに賛成である。
利用方法が限定的すぎると失敗するように思うし・・・

と、今回そんなことを思った。

この実証実験の結果を受けて、今後の新幹線などの運用や利用の仕方が変わってくるかはわからないが、少し気にしながら見守っていきたいなと思う。

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