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アブラモビッチ。世界一のパフォーマー?

ロンドン降臨


名古屋出身のコンテンポラリーダンサーKさんとコラボの予定が精神的体調がよくないとのことでしばらくPostpone(延期)になった。
 
このところ日本からやってくるアシスタントさんやワーホリでくる知り合いがドミノが倒れていくかのようにみんな精神不安定で相談に乗ってくる。 相談にものれずに音信不通になるか、
 
I am depressed…
鬱です。
 
と連絡が来るだけの場合がおおい。
 
コロナのせいなのか、日本の渦をもってきてしまうのか、海外生活が苦しいのか?
 
以前はそんなにこちらにきてすぐに鬱になる人は少なかった。と思う。
 
移住したときは日本人と関係を断絶してたのでよくわからないけど、すくなくてもここ数年で圧倒時に引きこもりになる人が多い。
 
Kさんはそこまでではないと思い、僕が通っている合気道の仲間Rちゃん(なぜか日本人以外の女性にはどんな年代の人でもちゃんをつけたくなる)もコンテダンサーなので紹介しようと試み、気分転換ということでKさんを誘った。
 
Rちゃんは子供が一人いて、疲労中に電車のプラットフォームに足を突っ込んでしまいもひとつ足を反対側に曲げてしまい(いたああい!)
1か月以上ギブス状態。
 
前から家にお邪魔するといっていけてなかったのと、Rちゃんも日本でダンスのプログラムを受けたいということでちょうどいいかと思い二人を紹介することになった。
 
彼女はロンドン西に住んでいて、住みたくない駅の10番目に入っているくらいの(失礼ですが)住みたくない地域に住んでいる。
 
駅からてくてく歩いて彼女のお家へいく。
 
ちいさい娘は保育園。旦那さんはいなかった。
 
家の一階が彼女のアパートになっていて、清潔さは典型的なイギリスレベルであった。
 
靴は脱いでほしいとのことで脱いでスリッパに履き替えようとしたら、スリッパが汚れすぎて、お断りした。
 
あとでKさんがつき3人でアートについていろいろ語る。
 
10時半ごろからの話していて結局2時くらいまでいた。
 
Rちゃんはベーキング(お菓子作り)が得意で。家族のためにつくっただろうめちゃくちゃおいしいバナナブレッドをいただいてしまった。
 
おいしいコーヒーもごちそうさまでした。
コーヒーマシーンがあって、こういうのって高いのかなー(僕は小さいエスプレッソ器でコーヒーをつくる)と思ってきいたら5000円程度だった。 うん万円のエスプレッソマシーンと安いのとなにがちがうのか疑問に思った。
 
Rちゃんはパフォーマンスアーティストの下で働いていて、理由はわからないけれどアートのダンスをよくしている。
 
そこであの有名なパフォーマンスアーティストMarina Abramovicの話になる。
 
今度夏にロンドンでAbramovicがパフォーマンスをするそうだ。そこでパフォーマーを募集しているようで(パフォーマンス・アーティストは必ずしも自分がパフォーミングをするわけではない)それに応募しようと思ってるらしい。
 
なんでも週給が30万ほどだそうで、お金のこともありやってみたいと。
 
ところがそのパフォーマンスに参加するのには6日間水のみ断食をしなくてはいけない。なんの試験なのかよくわからないけど、体をきれいにしてからその空間に入り込むというようなコンセプトなのだと思う。
 
実のところ、Abramovicはパフォーマーの扱いがひどいということで有名らしい。 
今回はずっと立ちっぱなしだったりと、結構きつそうだ。
 
いろいろ話を聞いてると、ちょっとしたカルト集団のようにも思えてきた。 
 
彼女には会ったことはないけれど、だれもが
 
「ちょっと不気味」
 
と思うのではなかろうか?
 
「彼女整形してるし」
とRちゃんがいった。
ははあ、70代にしては若いと思ったし不気味さはそこからきてるのかな。
 
言われてみれば不自然な顔立ちをしてるとは思った。
 
けれどネットで調べた限りそういった話はなかった。若い時に自分の顔がいやで顔を傷つけて整形するように親にお願いしようと試みたという話はみつけた。
 
アートの世界もいろいろ裏事情を聞くとなんだかダークである。
 
草間彌生もしかり、村上隆も、デミアン・ハーストも。
 
内容は伏せますが。
 
どんなことさせられるのかはわからないけど
 
「やってみたいなー」
 
とはおもった。3日間なら水だけ断食はしたことあるけれど
6日は厳しそうだ。
 
足のお医者さんの友達が
 
1日―3日の水もなし断食いいよと進めてきた。
 
水なし断食はきいたことがなかったけれど
それはためしてみたいなぁと思う。
 
ケトン体が水を飲む断食よりももっとでるらしい。
 
みなさん、水だけは危険ですのでよーくしらべてからやってください。
 
 

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