起業のきっかけ【大学編】18歳〜22歳
こんにちは。
山花聡です。
最初のブログでは「何者なのか」についてと「何がしたいのか」について書いて自己紹介とさせてもらいました。
良ければ、今日のブログの前後で合わせて読んでください。
最初のブログ「はじめまして。」
さて、最初のブログで『起業の動機』をお伝えしているんですが、今日は『起業のきっかけ』について書きたいと思います。
起業のきっかけは「携帯電話」
起業のきっかけになった出来事は、18歳(25年前)の時でした。
高校を卒業して大学進学をきっかけに岡山から山口県の下関市に移り住み、ひとり暮らしを始めました。
当時の大学生は、ポケベル(ポケットベル)かPHS(携帯電話の一種だが、当時は携帯電話より電波は悪く、携帯電話より断然安かった)のどちらかを持っている人が多く、中にはひとり暮らしの自宅に固定電話のみという人もいた時代でした。
繰り返しになりますが、当時の携帯電話は機種代金はもちろん通話料も高く、大学生には持てる代物ではありませんでした。
そんな時代背景の中、携帯電話会社が「0円携帯」と銘打って0円で新規契約ができて、大学生でも携帯電話が持てるような企画を始めました。
余談ですが、当時、通話料が高いので一回のコールで切って相手の折り返しを待つ「ワン切り」というものが流行りました(笑)
山花は、この「0円携帯」の情報を他学部の友達から聞き、一緒に携帯ショップに行き契約しました。
すると、自分の周りには基本的に同じ学部の人たちが友達であり、顔を合わすことも多いので、その友人や知人たちから、「山花は携帯を持っている」「山花はお金持ちなのか?」「山花はスゴい!」みたいな“携帯電話を持っているだけ”が話題になりました。
ここで身近な人には「0円携帯」の話をするのは自然な流れではあったのですが、話す友人の全てが「0円携帯」を契約しました。
何人かの友人が契約をした頃、この携帯電話ショップの社長からある話をもらったのです。
「ビジネスモデル」というもの
社長:「まだ、友達は何人か連れてくる?」
山花:「はい、携帯を持ちたいと言ってる人はまだいます」
社長:「友達が契約したら◯千円渡すよ」
(はっきり覚えてませんが5,000円くらいだったと思います)
!!!!!!!!!!!!!!!?
驚きと嬉しさと少しの疑問が同時に走りました。
当時、ピザ屋の配達のバイトで時給800円の学生が、友達が契約をしたがっているだけで付き添って◯千円ですから、驚きと嬉しさは大きいです。
だけど、ここで一番重要だったのは、少しの疑問でした。
少しの疑問とは、友人は0円で契約をしてお金が発生していないのに、携帯電話ショップの社長は山花に◯千円を支払うと言っている。
この◯千円はどこから出ている???
これが驚きと嬉しさの中に少しだけよぎった疑問でした。
この疑問を携帯電話ショップの社長にそのまま聞いてみると
「キャリア(携帯電話会社)から報奨金が出るんだよ」
とそのままを教えてくました。
当時はキャリアが携帯電話を利用する人を増やしたい時期だったので、携帯電話ショップが1台販売する毎にいくらという形でお金を出していたのです。これが報奨金です。
携帯電話ショップはキャリアの代理店なのです。
そして、キャリアは利用者の通話料が入ってきます。
中には一時代理店と呼ばれる代理店は、通話料のバックもあったとも聞きます。
この時初めて、利用者(消費者)とキャリア(メーカー)と携帯電話ショップ(代理店)の全てがwin-win-winになる形を作ることで、仕事が成立し、お金が稼ぐことができることを知りました。
これが「ビジネスモデル」というものとの出会いでした。
そして、こういった仕組みを確立すれば「好きな時に、好きな人と、好きなことを、好きなだけしたい」という自分自身の理想を手に入れられると思いました。
その後、何人くらいかは忘れましたが、さらに友人・知人をその携帯電話ショップに連れて行ったのは言うまでもありません。
就職はした方がいい?
「ビジネスモデル」というものを知り、時給でお金を稼ぐよりも効率が良い稼ぎ方を知ってしまった18・19歳はお金を稼ぐ仕組みに興味を持ち、携帯電話ショップの社長の紹介などで、いろいろな経営者や社会人の人たちとご縁をもらってビジネス“ごっこ”をしていました。
そして、学生時代は親からの仕送りにバイト代にプラスしてビジネス“ごっこ”からの収入があったので、自分の好きに使えるお金が一番多かった時期と言えるかも知れません。
そんな中、大学3年生〜4年生にかけて、周りが就職活動をはじめました。
山花は『自分で「ビジネスモデル」を持ち稼いだ方が良い!』と思い込んでいたので、就職活動などせずに過ごしていました。
ビジネス“ごっこ”で関わっていた経営者や社会人の人たちと会った時に、普通に就職活動について聞かれるので「就職はしませんよ」って答えていたら、なんとっ!100%全員から「就職はした方がいい!」って言われました。
これには流石に就職活動をしてしまいました。
結果、就職先は意外とすんなり決まり、卒業後は下関の企業に就職しました。
ここまでが起業(法人設立)する3年前までの話でした。
次回は就職後〜起業(法人設立)までを書こうと思います。
今日も最後までお読みくださり、ありがとうございました。
*山花の起業についてのリアルガチを少しずつまとめていってるので、合わせて読んでみてください。
・起業の動機 【自己紹介編】
・起業のきっかけ 【大学編】(この記事です)
・起業のきっかけ 【サラリーマン編】
・起業のきっかけ 【脱サラ編】
気まぐれで更新していきます。
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