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「ちゃんとしてほしい」の「ちゃんと」とは??

一見、当たり前なんですが、私自身言われてモヤモヤする言葉の一つに「ちゃんとしろ、ちゃんとやれ」という言葉があります。

やる気なく、サボっているのであればまだしも、
こちらはちゃんとやっていて、

『何を』、『どうすれば』、『その人の「ちゃんと」に相当するのか』。
実力不足でわからないとき、特にモヤモヤします。

マネジメントとしては、自分で考えてほしいという思いがあるのはわかりますが、どういう考え方をする必要があるのか、どういう情報が足りないのか、どういう実力をつけた方がいいのか、感情的になるほど、その説明は省かれがちです。

自分で考えるためのヒントを出すことで考える力を成長させることもできます。
即戦力も必要ですが、徐々に0から考える練習をさせ、実力をつけさせその人がマネジメントになった際に後輩を育成できる人材にする必要があります
今度はその後輩がさらに下の後輩を育成するのだから。

とは言ってもその指導が難しいのもわかるので、何も言えないのですが・・・。

ただ、以前すごく素敵だなと思った言葉がありました。
恩送り」という言葉です。
自分が受けた恩を他の人に繋げるという言葉。

日本には素敵な言葉がたくさんあります。

「恩送り」「お裾分け」「お互い様」

忙しいとつい、忘れてしまいますが、情けは人のためならず。

きっと、与えたものは広く巡っていくんだろうなと思うのです。

反対に、よくないことを広げている例も見たことがあります。
人を攻撃した人、ズルをした人が、回り回った自分の噂で自滅する例もあります。

それくらい、物事は循環するんだなと感じた話です。

さて、「ちゃんとしろ」の話に戻りますが、一度はヒントをあげてもいいと思うのです。
その内容は、その人自身に問うてもいいと思います。

「あの時、自分はどう感じたか考えてごらん。何が足りないかな」
「自分がこう言われたら、何か他にほしい情報はないか」

ここまで、丁寧に言えなくても、「ちゃんとしろ」の一言で済ませるよりも伝わる気がします。考える力もポイントを抑えて身につけることができます。

人が成長する職場とそうでない職場は、指導の仕方にあるように感じますが、それは仕組みではなく、言語化力と向き合う文化があるかどうかだと思います。

理想論ではありますが、私自身は言語化力を成長させて、できるだけ伝えられる人でありたいなと思うのです。

あなたにも理想の上司や先輩はいますか?


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