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葬儀で身に着けるアクセサリー選びについて~パールネックレスの選び方

この記事では、鹿児島で数万人の会葬者を
お葬式の現場で見てきた経験から
実際に使える葬儀マナーを解説しています

こんな人に向いてます
 ・真珠のネックレスをもっているけど
  これでいいのか心配
 ・選べなくて、買えていない
 ・カラーパールをもっているけど
  使えるかわからない
 

葬儀では、とにかく真珠のネックレスをつけたらいいの?

フォーマルジュエリーを店舗等で相談されたら、真珠を進められることが多いと思います

しかし、最近ではジェットという黒いジュエリーも注目されています

エリザベス女王陛下の国葬では雅子様が
安倍総理の国葬においても、皇族の皆様がお召しになっており一般にも注目されてきました

どちらでも、値段の幅がありますので
お好みやお財布と相談されて選ばれるとよいのではないかと思います

では、本記事では真珠について解説します

まず初めに気を付けること

・一連のネックレスにする
・粒の大きさを7‐8ミリ程度にする

 
大事なのは
派手過ぎずカジュアルにならないことです
体格によって似あうサイズ感は違いますので
信頼できる方に離れた場所から見てもらえたら
より良いのではないでしょうか

派手過ぎずカジュアルにならないとは?

・長さとデザイン

OK
40センチ程度
鎖骨に沿うラウンド系のみ

NG
・ロングタイプ
・チョーカー
・二連
・ペンダント


・真珠の形

真円のみ
バロックと呼ばれる様々な形のものは避けましょう

・大きさ

推奨
・7‐8ミリ

絶対NG
・ベビーパール
・15ミリ以上

より具体的なサイズ感については
こちらの宇和島イノウエパール Uwajima Inoue Pearl様のHPに
真珠の種類も含めて図解がありましたので、ご紹介します
真珠の種類で基本となるサイズが違いますので
購入の際の参考にされてください
(参照2023/1/5)

真珠の色について

あなたが20代~30代前半
もしくは、周囲の状況が読めない環境にある場合

ホワイトパールをおすすめします

どのような立ち位置(遺族・会葬者)でも
サイズと長さを間違えていなければ絶対大丈夫ですし
基本的には一生使えます
ホワイトといっても、ピンクが強いものやグリーンが強いものと様々ありますが
 【ホワイトパール】として売られているものなら問題ありません

カラーパールの基本

絶対NG
マルチカラー、二色以上のパールが使われているもの

このデザインだけは、絶対に店舗でもおススメされないはずです
手元にあっても絶対に使わないでください

・ゴールドパール
・ピンクパール

これらもダメです。慶事用となります。

番外NG

・コットンパール
 
カジュアルすぎます。やめましょう。
 長さ、形、色が条件に合っていてもダメです。


ここから
30代半ば以降
で、お葬式で身に着けていても
違和感がなくなってくる
カラーパールの色を紹介します。

前提として
どんなパールネックレスでも
トータルコーディネートで印象は大きく変わります
(髪型・化粧・小物)

また、あなたの年齢とご家族の雰囲気によっても
葬儀の場では印象が左右され
結婚式にもカジュアルからフォーマルがあるように
ご葬儀にも空気感というものがありますので
一概には言えません

繰り返しますが、迷われるときは
ホワイトパール一択
もしくは、着けないということも大事です

このあたりは、また後日別記事で詳しく解説しますので
しばらくお待ちください


中~上級者向け
お葬式におけるカラーパールネックレスの選び方

・年齢的に30代後半以上である
・葬儀の中の自身の立ち位置が判断できている
・葬儀の規模感がなんとなくわかる

これらに該当される方におススメの内容です

ブラックパール【難易度★★】
サイズと長さを合わせることで使えます
30代頃から勧められることも
サイズ合わせは遠目から姿見で要確認
還暦前後あたりから、8ミリより上のものを使われてもさほど違和感がなくなってくるでしょう
ホワイトが華やかに感じる方は、ブラックがおすすめ
ただし、ピーコックグリーンと呼ばれる
緑が強いブラックパールは質が良く
華やかに輝くので、避けた方が無難


シルバーパール【難易度★★】

30半ばから勧めるサイトも多いですが
使っている人が、比較的少ないので
目立ちたくないなら避けた方が無難
マナー違反ではありません

上手に使えば、パーティとも兼用できるかもしれません
髪型やネイル、ストッキングのデニール、サブバッグの選び方など
総合評価でかなり印象が変わる色なので
トータルコーディネートに自信がないなら避けましょう


番外
紫パール【難易度★★★★★∞】

超上級者向け 
一度だけ、拝見しました

確かに、紫は理屈としては葬儀にふさわしい色です
しかし、非常に難しいアイテムです
基本的には店舗でも、勧められることはないでしょう
お年のころは70前後だったのではないでしょうか
喪服も、オーダーかプレタポルテではないかという印象
決して派手ではなく
全体的に上質な喪にふさわしい落ち着きと優雅さ
ご本人様の美しい身のこなしが
葬儀という場に紫のパールを溶け込ませていらしたのだろうと
しみじみ思い出されます

最期に

葬儀、という場そのものに気後れを感じない方は少ないでしょう
どうか、当日大切な方を偲ぶ場で雑事に心を揺らさず
真摯にお別れに臨むためのお手伝いが出来たらと願っています

やっぱりわからないよ、という方は無料小物診断会にお申込みください


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