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ひょうたん市場へ来て1か月

レジャー感覚でのアウトドアもあまり体験したことの無い私が、この一年で一番寒い12月末にキャンプ暮らしを始めたことで、生きるという事の本質を気付かないわけに行かなかった。

ひょうたん市場に着いた日

2020年12月22日(土)
ひょうたん市場に着きました。

この時ひょうたん市場にキャンプを張っていたのは、
ケンゴさんとノブさん
レイさん家族5人
楽くん
シエンくん
のケンゴマンファミリーと

アスカちゃん
ユウヤくん
サワさん
が居た

楽くんがなぜこのポーズだったのかは
着いた直後の事で覚えていない
左に写っている2人はユーチューバーのショウタさんご夫婦が撮影に来てました

サワさんとユウヤくんは一度去り、いつか分からないけどまた来る予定

それから、数日後に韓国のヒサンくんがやって来て、今は別府に。また近々来るそうです。

このひょうたん市場の毎日は新し過ぎてTwitterにアップするだけで精一杯。。。
もう1か月も経ってしまい、出来事を思い出す事は出来るけれど、このnoteに書き切れない。
勿体ないことをしてしまったけれど、新しい場所で新しい仲間との心やエネルギーを感じ取ること、交流すること…そんなに簡単ではなく気持ち的にもいっぱいいっぱいで余裕が無かった。

今日までの出来事は、活愛(割愛)する。

インフラのエネルギーを使わないという事

このひょうたん市場は
・電気を引いていない
・ガスも使わない
・水道は使っている

生まれてこの方、インフラが当たり前に整って当たり前にスイッチ一押しで電気もガスを使い点火出来る暮らしをして来た。

しかし、だ。。。

ソレがない暮らしを想像したことがあるだろうか。私は此処へ来る為に多少はしていたけれど、ぜんぜん足りていなかった。
ソレが無いだけで、時間の使い方、頭の使い方を地球の自然軸に足並みをそろえなければ生きていけない。

どれだけズレていたのだろう。先ずそのカウンターを喰らうのでした。

今はだいぶ良いけれど、私が着いた12月末から1月初旬は一年で一番寒い時。

ことに、今年は宮崎県でも氷点下になる事は珍しいと言う寒さの冬。
木造の風が入らない家や部屋ではないテントは、言うなればビニールシート一枚の中に寝るということ。

氷点下の日が何日かあり、兎に角寒くて…物々交換してもらった火鉢と、シエンくんが貸してくれている湯たんぽ、アパートで荷物整理の時に、迷いに迷って棄てずに持って来た敷布団には救われた。

それでも、今までの暮らしと比較したら雲泥の差で、凍えていた。
その寒さから自分の体をどう守るか。。。先ずそのことだけでも費やす労働、時間はこれまでの暮らしとは全く違うものに変えなければならなかった。

今までの暮らしに執着し、寒い寒いと嘆くだけならば、また元の木阿弥になるしかないのだろうと思う。

私は一切執着はなく、新しい暮らし、時間、エネルギー。それを楽しむことと順応の模索を続け、ただ前だけを見ていた。

お湯を沸かし食事を作るのはロケットストーブのみ

そのためには薪を拾いストックする。暗くなる前に湯たんぽやポットの湯を沸かし、調理をする。もう、それだけで今までと比べたら不自由だ。比べないのだ、新しい暮らしを立てるのだ。

iPhoneやルーターの充電はソーラーパネルでバッテリーに充電。朝から夕方まで電気を採る。曇りや雨の日は貯まらない分も考えて、予備のバッテリーも晴天の日は貯めに貯める。

夜は街灯がないから真っ暗な日が殆んど。たまに、月明かりが蒼く照らしてくれる夜は、お月様に感謝。ヘッドライトは必需品。その充電も忘れずに。

それでもまだ文明に執着している節はあり。本当は、暗くなる前に完結し暗くなったら電気など使わず、寝てしまうのが良いのだと思う。

お風呂はひょうたん市場の土壁で建てられた、薪で沸かすお風呂に入れてもらう。毎日入るのが当たり前の暮らしもあるが、毎日は入らない。けれど最高のお風呂!

毎日新しい何かが生み出されている

ここ、ひょうたん市場は今までにないエネルギー、思考、想像し創造する新しいアイディアがいっぱい。自然を壊さない暮らしがある。
私が抱いている自然に対する思いが、社会に蔓延している風潮と大きくズレていて、ずっとずっと戦って妥協して来た。
もう、ここでは戦わなくて良いし、妥協しなくていい。自然と同調し慈しめば良いのだ。
ものづくりが三度の飯より好きな私は、作りたいものを作れば良い。

とは言え。。。

今のところ暮らしを立てること、慣れることが中心で、まだなかなか出来ていないのがジレンマ。

それは言い訳なのかとまた自分を責めて追い詰めてしまう時もあるけれど、それももうよそう。。。

藁も触れてないのは、ただ寂しいな。早くその余裕を生み出そう。

その余裕はどこから生まれるだろう。先ずは暮らしの環境かなと思う。新しい暮らしをちゃんと立てるスペースを作ろう。

生命を守るスキル

このnoteを書いている今日は雨。雨は屋根のあるキッチンがないと命取り。雨が降る前に。降ってからでは遅い。

先ずはとりあえずの取り敢えずでアルミシートの屋根

でも、折角ここは環境や材料があるのだからもう少し頑張らないかい?と自分を奮い立たせ。ケンゴさんの知恵を拝借して。立った!

竹と角材とベニヤ板で、竹短冊と竹釘で紐を締めるやり方で昨日作った屋根。

コレ、力の弱い女性でも子供でもしっかり固定出来るから。色々活用出来る。この先何が起こるか分からない。人災、天災。。。社会の崩壊。。。家がいつもあるとも限らない。その辺に転がってる材料を縛って、取り敢えず屋根と囲いがあれば、生命を守る事ができる。

生命を守るスキル

ソレを付けよう。今なら楽しみながらそれが出来る。

雨が降る前に。。。とんでもない出来事が起こる前に。降ってから、起こってからでは遅い。

ひょうたん市場には、ソレが有るし、出来る。その為に来たのだから。

毎日感謝の日々

ここに辿り着くまで応援してくれてありがとう。
藁人形、待ってくれてありがとう。
草鞋の注文も忘れてません。ありがとう。
新入りの私を見守ってくれ、支えてくれてありがとう。
ひょうたん市場を応援してくれてありがとう。
食料や衣料品、送ってくれてありがとう。
毎日日が昇り暮れて星空や雲、雨、大地、植物、動物達にありがとう。

読んでくれてありがとう。

皆さんの大切な生命も、幸せでありますように。

コレからは短い文章で、日々の記録的にnoteを使おうと思います。その余裕もお陰様でやっと出てきました。本当にありがとう。

(*´ー`*)*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*颯月

2020年12月〜この搾取とハラスメント、地球環境の破壊を容認する人の経済活動に薪をくべることをやめ、人々が自立して支え合う新しい経済や繋がりを創り出す目的で活動している宮崎県のひょうたん市場作りに参加予定。テントで寝袋のキャンプ暮らしになります。サポートで応援資金を募ってます!