旧TwitterであるXで、ついに公言してしまった以上、有言実行でありたいと思うのですが、開業したいというより創作に専念できる環境がほしい、世の中の創作に触れていたいという思いが年々強くなってきて、ついに動こうかと重たい腰が上がった次第です。

「皐月うしこ」という名前を用いたのは、2016年8月なので、今年で七周年となりました。
小説を書いていただけの私が、詩を書き、アンソロを企画し、即売会に参加し、ボイスドラマを制作し、作詞をするなど、本当に多岐にわたる活動を実現してこれたのは、出会う人々の温かさと応援のおかげだと思っています。
反面、社会人として仕事に従事する中で、自分の創作を見失い、できることが狭くなり、せっかく刺激を受けた感性も磨けないまま視野がどんどん狭くなっていくばかり。
何度「やめてしまおう」と筆をおきかけたことか。まあ、それは今もですが。

結局、好きだから続けちゃう。
それくらい、好きなものをようやく見つけた。

だけど、周囲がどんどん活躍していく姿に、どこか嫉妬してしまう自分の醜さに心が痛む日々。
素直におめでとうが言えない自分が嫌で、SNS離れを実行してみれば、それはそれで寂しさが募る。
実際、有名になっていく人がいる一方で、離れている間に昔馴染みはどんどん減って、知っている人も創作をやめてしまったり。気軽に話せない空気がそこにはある。

七年もあれば、ライフスタイルなんてみんな変わるので、変わって当然だとわかっていても、どこかでずっと変わらないものを抱えている私には、もどかしいものが溜まっている。

コンテストに挑戦したり、二次創作やってみたり、フリーペーパーを刊行してみたり、小説に専念してみたり、他の方が主催するアンソロに参加してみたり、色んなことに挑戦しながら、なんとかしがみついてきたわけですが、やっぱり楽しいし、もっともっともーーーっと、創作に人生ささげたい。

流行に乗りたいとか、有名になりたいとか、そういう気持ちがゼロとはいいませんが、どちらかといえば自己表現を納得いくまでやってみたい。それには時間が膨大に必要で、そうするには何かしないといけない。
生活水準下げられないので、働くのもやめられない。
面倒なものですね。私ってやつは。

まだ、どうなるか全然わかりません。
重たい腰をあげようと、手をついて腰を浮かせただけの私ができることなんて、小さな小さなものですが、やらなきゃ何も始まらないので、とりあえず来年の目標として負けないように、折れないように、上を向いて歩こうと思います。