2020年Jリーグ戦力分析・アルビレックス新潟編

アルビレックス新潟

監督:吉永一明→ アルベルト プッチ オルトネダ

IN
矢村健(←新潟医療福祉大学)
阿部航斗(←筑波大学)
ロメロフランク(←町田)
大本祐槻(←長崎)
小島亨介(←大分)(レンタル)
ゴンサロゴンザレス(←ウルグアイ・フベントゥ)
田上大地(←柏)(レンタル)
ペドロマンジー(←インド・チェンナイシティ)
ファビオ(←ブラジル・オエスチ)
島田譲(←長崎)(レンタル)
マウロ(←スペイン・テネリフェ)(レンタル)
田中達也(再契約)

OUT
チョヨンチョル(→FC TIAMO枚方)
サムエルサントス
パウロン
広瀬健太(→長野)
野澤洋輔(引退)
平松宗(→富山)(レンタル→完全)
戸嶋祥郎(→柏)
川口尚紀(→柏)(レンタル→完全)
レオナルド(→浦和)
長谷川巧(→金沢)(期限付き移籍期間延長)
大武峻(→磐田)
矢野貴章(→栃木)
渡邊凌磨(→山形)
田口潤人(→琉球)
加藤大(福岡→新潟→長崎)(レンタル)
田中達也(退団後再契約)
小川佳純(引退)
フランシス(→ブラジル・ボタフォゴ デ リベイラン プレト)
カウエ
柳育祟(→栃木)(レンタル)

寸評
降格2年目の昨季は片渕体制の下でスタートしたもののスタートダッシュに失敗。4月に吉永体制に切り替わった。リーグ2位の71得点と圧倒的な攻撃力を発揮したものの、最終順位は10位。2年連続で不本意な成績に終わった。
アルベルト・プッチ・オルトネダ新監督が就任した今季、まずは6位以内を目指して前進していきたい。
入退団では守備の要だった大武、J2得点王に輝いたレオナルドが移籍。主力級だったカウエとフランシスが退団、矢野や小川といったベテラン組も姿を消した。
特にエースだったレオナルドの穴は是が非でも埋めたい。そこで新たな得点源として期待がかかるのが2人の新外国人選手だ。
1人目はファビオ。192cmの長身が持ち味のブラジリアンだ。昨季はブラジル2部で15得点。22歳とまだ若く、爆発に期待がかかる。
もう1人がペドロマンジー。インドから加わったウルグアイ出身スペイン国籍のベテランFW。公式戦通算110試合106得点という圧倒的な得点力を誇る。昨季もインドリーグで23試合26得点とその実力は折り紙付き。新たなエースストライカーとしてチームを支えたい。
他にも3年ぶりの復帰となるボランチのロメロフランク、長崎での実績豊富なCBの田上も楽しみな存在だ。再契約となった田中達也には精神的な支柱としての役割も期待したい。
ここ2年の成績はクラブもファンサポーターも誰一人納得いっていないはず。平均観客数はリーグダントツトップと既に地域に欠かせない存在となっている。新潟県民全員の思いを乗せて、最高峰の舞台へ白鳥は羽ばたく。

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