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記事一覧

最終話: 「新月前夜、窓、そして君の事。」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ  ・・・ 僕は店を飛…

第15話: 「砂の惑星の僕ら」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ ・・・ 僕はまた砂の…

第14話: 「確信」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ   ・・・ 僕は注…

第13話: 「声」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 気付くと、いつの間に…

第11話: 「消失」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ   ・・・ 僕は彼女…

第10話: 「暗転」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ   ・・・ 僕は夢を…

第9話: 「砂の日」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 「私がどんな気持ちで待っていたかわかる?ポストに入っていた合鍵を見て、どんな気持ちになったかわかる?」 「ごめん。もっと早く戻ってこようと思ってたんだよ。不安にさせたり心配させたりしたのは、本当に悪いと思う。ごめん。」 彼女は、俯いたまま左手で僕の右手の指先をぎゅっと握った。 「公園、行こうか。暖かいものでも飲みながら、少しお話しよう。」 彼女は握った僕の手を見ながらだまっていた。 僕たちは公園

DTM完成版:「黄砂の風の吹く街へ」

イラスト:セキヒロタカ GWの初めにここで書いた歌「黄砂の風の吹く街へ」のDTM(宅録)での…

第7話: 「端緒」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 翌朝起きると、僕は一…

第6話: 「耳たぶ」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ    僕らはまた自転車…

第5話: 「おでん委員会」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 「ひょっとして、斜向…

第4話: 「朝の天気予報の彼女」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 僕は、部屋に帰り、仕…

第3話: 「そのビルへ」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ 次の日、僕はどうして…

第1話:「窓」

【連載】新月前夜、窓、そして君の事。/ 文・イラスト: セキヒロタカ あれは何年前の冬だったかな。 骨のように白く細くなった月が新月になる前の晩だった。僕が「そのこと」に気づいたのは。 その日はとても晴れていて、放射冷却で外は冷え込んでいたのだけど、ブラインドの隙間から見えた月が気になり、ふとベランダに出たくなった。 原稿締め切りの直前だった僕は、風邪を引いてしまわないように、ファーがたっぷり付いたランチコートを着込んだ。そして、お湯を沸かして温かいコーヒーを作り、蓋付き