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公教育と政治家・官僚の関係って変じゃない?〜学歴厨夫とFラン妻の往復書簡28〜

こんにちは。
新小1の息子(子サバ)の塾選びもひと段落の、学歴厨サバ缶です。
唐突ですが、サバ缶の家系は公務員家系なのです。
祖父は市会議員
叔父は国会議員
父は国家公務員
でした。

で、なにが言いたいかというと昨今の中学受験の過熱ぶりや不登校など、公教育への不満がありますよね。
当たり前ですが、公教育って内閣や文科省が中心になって作成されているわけです。
つまり政治家や官僚によって作られているわけです。
ここで疑問なのは、当の政治家や官僚の公教育の政策と実際にその子弟に行っている教育との齟齬が大きすぎるのではないか?ということです。

俗っぽい言い方をすれば、こぐま会やらSAPIXやら鉄緑会なんか知りませんよっていう顔しながら公教育の政策作成をしていて、実際に自分やその子弟には有名私立小や受験塾に通わせている(つまり公教育を信頼していない)のってなんか変じゃないですか?っていうことなんです。

と言うサバ缶自身も、小学3、4年生から京都大学在学中まで塾に通っていました(法学部だったので某伊藤塾という司法試験のダブルスクールも経験しました。見事に挫折しましたが)。サバ缶の妹も同じようなもので、小学1年生から塾に通わせて結局、祖父の援助で私大の医学部に行きました。
某K県選出の国会議員の叔父の娘は、かなりの早期英才教育を受けさせて、長女は青学高等部から慶應大学に進学させて、次女は東京のお嬢様私立中学に通わせたものの精神的に病んで紆余曲折を経て女子短大に進学しました。

つまり、公務員の家族ですら公教育には不満を持って、金と情報、地域格差を利用して息子・娘たちに有利な環境を選んできたわけです。

一方、Fラン妻の家は地方の職人でしたが、公教育を信頼していたようでした。「公立学校で先生の言うことと宿題をしていれば、良い大学へ入れる」という教育方針だったそうです。その結果、Fラン妻の勤勉な姉は関西の国公立外大に入れましたが、Fラン妻は地元のFラン短大へ、弟は大学志望だったのですが経済的な理由で高卒ということになってしまいました。

また皮肉なのは、サバ缶の家がいま批判の的の与党J民党系なのに公教育を信じずに教育をし、Fラン妻の家が野党K産系支持者なのに公教育を信じていたことです。

この国の公教育はどこに向かっているんでしょうね?
期待できませんが。

今日の一言
国民の税金によっている国立大学で4留したサバ缶に、公教育施策を批判する資格があるのかは疑問ですが。


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