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こんにちはサボイと申します。令和4年の3月に亀を拾ってからのそのトキメキと混乱を記した…

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こんにちはサボイと申します。令和4年の3月に亀を拾ってからのそのトキメキと混乱を記したカメ日記。きっと少しもお役に立ちませんし常時寒いエッセンスが含まれております。もしご覧頂ける場合は温かくしてお読みください。クスッと笑える毎日でありますように願いを込めて。

最近の記事

サボイのカメ日記-22 屋根裏で30年生きたカメのニュース

ブラジル、リオ・デ・ジャネイロのある民家で 30年間行方不明だったペットのカメが 生きたまま屋根裏部屋から見つかったそうだ。 (2013年の話らしい) 父親の遺品整理のために屋根裏部屋に入った息子が 古いスピーカーの中からみつけたとか。 そのカメは昔、家の改装中に忽然と姿を消した。 必死の捜索にもかかわらず見つけることができずに 諦めていたそうだ。 それから時は流れに流れ30年。 鍵のかかった屋根裏部屋の扉が開いたのだ。 きっと父親が天国へ行く前に亀を見つけて 驚いて息

    • サボイのカメ日記-21 そんな日もあるさ

      昨日からカメがご飯を食べない。 あんなに無防備にパクついていたのに うちに来た初めの頃のように 口は固く閉じられたまま。 ここ最近、食欲がない日って 決まって肌寒い日だったかも… 検索してみるとやはり 梅雨時や曇りや雨の日は食欲が落ちるのだそう。 分けてあげたい、私の食欲を。 人生いろいろ 食べられない時もあるさ そんな時は眠るに限る お腹がすいたらまた すきなもの 食べればいい。 亀の預かり期間まで あと18日。

      • サボイのカメ日記-20 カメの好きな仕草/これがやりたかった第1位

        カレの好きな仕草ベスト5 ならぬ カメの好きな仕草ベスト5。 本日は、第1位 。 第1位 なんだか私のことが大好きらしいけど 時々つれない素振りをするところ。 はじめは気のせいかな?と思った。 外でお散歩させると、 なんと時々だが私の方にくるように! カメは知能が高く、 エサをくれる人、世話をしてくれる人など、 複数の顔を見分けるという。 とことこ歩いては立ち止まり 私の顔をじっと見上げる。 そして近寄ってくる。 この報われ感は大きい。 私の脳内は嬉しさのあまり ポ

        • サボイのカメ日記-19 カメの好きな仕草/ 恥ずかしさなんてもう消えた第2位

          カレの好きな仕草ベスト5 ならぬ カメの好きな仕草ベスト5。 本日は、第2位! 第2位 じっとライトを見上げるしぐさ* サボイのカメ日記-5でも書いたのだが 私は本当にこれに心底弱い。 キュンというよりズッキュンという感じ。 幾度となく撃たれています。 そうそう、これってアレに似てる。 いつも元気な男子が放課後の教室の窓で 1人じっと夕空を見つめている。 私は見てはいけないものを見てしまったように 教室の入口の外に隠れて その男子が気になってしまうだろう。 そんな遠

        サボイのカメ日記-22 屋根裏で30年生きたカメのニュース

        • サボイのカメ日記-21 そんな日もあるさ

        • サボイのカメ日記-20 カメの好きな仕草/これがやりたかった第1位

        • サボイのカメ日記-19 カメの好きな仕草/ 恥ずかしさなんてもう消えた第2位

          サボイのカメ日記-18 カメの好きな仕草/暴走の第3位

          もう暴走が止まりません。 カレの好きな仕草ベスト5 ならぬ カメの好きな仕草ベスト5! 本日は、第3位チャッチャッと行きましょう♪ 第3位 水から上がってきたときの姿* 水もしたたるいい男とは このカメのことなんじゃないかと思っている。 カメは水槽の中で 水と陸地を一日に何度も行ったり来たりする。 隆々として黒化した甲羅は 潜るたびに透明な水のヴェールをかぶる。 そして生き生きと光りを放つ。 この瞬間の輝く黒さは 如何なるものにも屈しない強固な意志を感じる。 もは

          サボイのカメ日記-18 カメの好きな仕草/暴走の第3位

          サボイのカメ日記-17 カメの好きな仕草/羞恥心がちょい邪魔するけど第4位

          だんだんあとから恥ずかしくなり やめとけばよかったなと思っていますが もう後戻りはできません カレの好きな仕草ベスト5 ならぬ カメの好きな仕草ベスト5! 本日は第4位で行ってみよう♪ 第4位 ユーモラスなしぐさのあれこれ* 一緒にいて、 さりげなく笑わせてくれる存在とは なんと心の温まることか。 しっぽの脇を片足でカシカシと掻くのも、 わちゃわちゃ動いていたのに 急にピタッと動かなくなるのも そのあと何事もなかったように 急にまたコミカルに動き出すのも 喉の下を何回も

          サボイのカメ日記-17 カメの好きな仕草/羞恥心がちょい邪魔するけど第4位

          サボイのカメ日記-16 カレ… じゃなかったカメの好きな仕草ベスト5 / 第5位

          わたくしごとで大変恐縮ですが カレの好きな仕草ベスト5 ならぬ カメの好きな仕草ベスト5を考えてみました。 本日はベスト5位です。 第5位 食事の時に手の甲で 荒々しく口を拭うしぐさ * あの無骨な手の甲でせっかちに拭ったことが どれだけ役に立っているのか ちょっと分かりづらいのだけど カメは食事の時、 口にしたご飯の収まりが悪そうな時などに しょっちゅう口を拭っている。 本人はちゃんと拭ってるつもりだが 全く口に届いていなくて 水を掻いているだけのこともある。 口を

          サボイのカメ日記-16 カレ… じゃなかったカメの好きな仕草ベスト5 / 第5位

          サボイのカメ日記-15 魔法の杖

          あかるい兆しとかいうものは 本当はすぐ近くに転がっているのに 自分が気がつかないだけかも知れない。 ホームセンターをうろついていたら 目の前に救世主が現れた。 長さ40cmくらいのスポイト様だ。 (尊敬の念から様をつけて呼んでいます。) ネットで読むには読んでいた。 カメを飼っている人が何人か 「私は掃除にスポイトを使っています。」 と書いてあった。 だけど、 毎日の水槽掃除が大変で不貞腐れていた私の心には その程度のシンプルな言葉ではまったく響かなかった。 それがな

          サボイのカメ日記-15 魔法の杖

          サボイのカメ日記-14 時に妄想は身を助ける

          あきらめのわるい性格だ私は。 カメと暮らす中で 「水槽掃除がなかったら最高なのに」 と、毎日本気で思っている。 私はまったく潔癖なんかじゃない。 のに潔癖に憧れて 家族の前で潔癖ぶっていた手前 水槽の水を頻繁に変えざるを得ない。 これ、ゼラチンとか固めるテンプル的なもので どうにかできないですかね。 『汚れた水槽の水にサッとふりかけるだけで あら不思議!一瞬でまるごと固まって あとはポイして拭くだけでOK! その名も"洗わんでかめへん!" これであなたも明日から優雅なカ

          サボイのカメ日記-14 時に妄想は身を助ける

          サボイのカメ日記-13 どうして地球には色々なカタチの生き物がいるのかを空想してみた。

          カメの1番の特徴としてあげられるのは やはり 甲羅だ。 カメはなぜこんな硬い甲羅を背負っているのか。 なぜこんなカタチをしているのか。 答えはやはり、身を守るため。 カメは危険を感じるとこの甲羅の中に 首も手も足も完全に引っ込めてしまう。 危険に対してのカメの防御方法は 決して攻撃することはない自己完結型。 そして 適当な時間を見計らい 周りの空気を読んだか読まないかのうちに 首を出しはじめる。 まだ、だめだったか!と察知すれば また首をひっこめる ひたすら時が過ぎ

          サボイのカメ日記-13 どうして地球には色々なカタチの生き物がいるのかを空想してみた。

          サボイのカメ日記-12 酢水にカメを漬けるときの心得

          吾輩はカメである。 名前はまだ無い。 どこから来たのか なぜあの道路にいたのか 下手な探偵風を吹かしてもらっては困る。 それは野暮というものだ。 生物多様性の危機なので とても急いでいた とだけ伝えておく。 交番に連れて行かれた時に話は全て聞いた。 吾輩にはなんの選択権もないらしい。 寝耳に水とはあの日のことを言うんだろう。 ちなみに耳は鼓膜だけだが 目の少しうしろにちゃんとある。 カメに耳あり障子に目あり 見た。 見てしまった。 白いホウロウのバケツに水が注がれ

          サボイのカメ日記-12 酢水にカメを漬けるときの心得

          サボイのカメ日記-11 実は、そこらじゅうにたくさん転がっているシンクロニシティ

          ずっとドタバタで忘れていた。 これがシンクロニシティというのかは わからないけれど ん?と思うことがあった。 数日前に友人から、 出かけた先で綺麗なカメが販売されていて そのカメを飼いたくなったけどご家族に反対され 泣く泣くあきらめたという内容の話を聞いていた。 その時の私は、 柴犬好きな友人が急に亀と言い出したので その意外性に 「えっー?亀ー!?」 なんて驚いていたのだ 。 その数日後、自分にふりかかる運命も知らず。 そしてあの日なんの因果か カメの周り360度の円

          サボイのカメ日記-11 実は、そこらじゅうにたくさん転がっているシンクロニシティ

          サボイのカメ日記-10 あれっ?顔が…

          今朝、顔を洗って 鏡で自分を覗いたら なんだか急に顔が… カメっぽかった。 ペットは飼い主に似るとは聞いたことがある。 飼い主がペットに似てきてどうするー!? っとジタバタ騒いでみる。 (まだ正式には飼い主じゃないけど) テレビをつけてみる ど、どうしよう みんな亀に見える 見える… 見える… あの人もこの人も… 紛れ込んでしまったのか! カメカメワールドに。 カメカメサワーズグミにハマって 箱買いしてたくさん食べたからかもしれない。 夢なら早く目覚

          サボイのカメ日記-10 あれっ?顔が…

          サボイのカメ日記-9 忘れていたあの日

          あの日あの時あの場所で 君に会えなかったら〜 僕らは いつまでも 見知らぬ二人のまま〜♪ 小田和正さんが透き通る声で歌っていたとおりだ。 出会いとは不思議なもの。 でも 運命の出会いがあっても 環境が整っていなければ その縁は無情にも途切れてしまう。 私も出会いと別れをいくつ繰り返しただろう ふと遠い空を眺め 目を細める。 あの日もそうだった。 子どもの頃 友達と行った近所の公園の縁日。 ひときわ人だかりがあったので見ると 赤やオレンジ、黄色の光がゆらゆらと揺れる水面

          サボイのカメ日記-9 忘れていたあの日

          サボイのカメ日記-8 覚悟

          予想通りだ。 カメの水槽の水替えと掃除を 私以外の家族は誰もやらない。 そして思い知った。 頼みの綱だった濾過器がカメに限っては ほんの気休めでしかないことを。 ネットで調べ尽くしてみても 結局は頻繁な水替えを推奨している。 この便利な現代においてテクノロジーの光は カメの水槽掃除界に まったく届いていないのだ。 地味で結構な労力を使う作業を 今は1日おきにやっている。 夏は毎日やることになるだろう。 ヘナヘナと床に崩れ落ちる私。 このまま、飼い主が現れなければ も

          サボイのカメ日記-8 覚悟

          サボイのカメ日記-7 記憶の口

          ごはんをたべるようになって こちらに気を許してからというもの カメの口は無防備だ。 先日の水中あくびも然り。 どうやらカメは 小さく口を開けることができないらしい。 いつだって全開のカメの開いた口が ずっと心に引っかかっている。 この既視感は、いつのなんだろう? 脳内記憶マシーンをぐるぐると掻き回してみる。 昔に遡れば遡るほど 商店街の古いガラガラくじのように重たい。 時折スカスカに軽すぎて拍子抜けするところもある。 カラン。 思いがけず、赤玉が一個飛び出して コロコ

          サボイのカメ日記-7 記憶の口