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解決策は「メンテナンスで柔らかく」

書いてみても「投稿ボタン」を押す自信がなく下書きだけが増えていく。
そんな”下書きため込みグセ”を私は持っています。
いしかわゆきさんの著書『書く習慣』には、このクセを改善できるかもしれないヒントがたくさんつまっていました。
そこで本の中に記載されている52の「書く習慣をつくるコツ」を意識した文章を、1つずつ52日間投稿するチャレンジをしています。

13日目:あなたの文章が「良き相談相手」になってくれる

最近、「かたい人間」になっている、という自覚があります。
頭も身体もガチガチに凝り固まっている状態。

「頭」は、それまで何かひとつのことに考えが及ぶと、そこから自由に考えが広がってその広がりを楽しめていたのに、今それがありません。
そもそもそうやってぼーっと考えをめぐらせる時間自体がなくなっている、と気づきました。

気づくとヘンなところにこだわっているし、考え方が偏っていてネガティブになりやすいとも感じます。

「身体」も背中が常に「板」状態で、柔軟性ゼロ。
後ろを振り返りづらいし、しょっちゅうつまづくし、美容院では「肩がゴリゴリ過ぎて・・・首にしておきますね」とマッサージを回避される始末です。

昔から、「柔らかさ」を持った女性は素敵だな、と思ってきました。


分かりやすいイメージでは石田ゆり子さん。
ふわっとした柔和な表情で、声も物腰も柔らかいですよね。

「柔らかさ」というものは全てつながっていて、「どこか一部だけが柔らかい」ことはない気がします。

頭も心も柔軟であれば、それは物腰やしぐさ、声や表情にも自然にあらわれる。
以前、石田ゆり子さんの著書を読んだことがありますが、文章も「らしさ」に溢れた、それは柔らかいものでした。

それで、自分の書いたものもあらためて読み直してみたのですが。
案の定、なんっか固い。
取り上げる内容も、考えもガチガチしていて自分で書いていながら読んでいて疲れてしまいます。

しっかり影響が出るものだな、と思いました。

「書く」ことはあなたのモヤモヤに一緒に寄り添ってくれます。とりあえず思いつくままに自分が考えていることをつらつら文字にしていると、目が文字を捉えて、少しずつ思考が整理されていく。

『書く習慣』いしかわゆき

このところ「書くこと」が生活の中心になっています。
時間があればとりあず書かなくちゃ、という意識がはたらいて夜中に目覚めると何時でも書くか読むかしてしまう。

読むものも、以前は好きな小説やエッセイなどジャンルを問わず楽しんでいたのに、今はライティングの教科書や学びに関わるビジネス本だけ。

学びの期間は集中する!と決めたものの、ちょっとやり過ぎな状態なのかもしれない・・・。


柔らかさは、同時に強さでもあります。


よく柳の木でたとえられますが、しなやかさも合わせ持つため外からの強い力にもうまく反応して、ボキっと折れることがない。
硬い木は外側から強い力がかかると、あっけなく折れてしまうもの。

時間がもったいないとやめていた、
身体を動かす習慣
考えをめぐらせる時間
好きなものを読む時間。

日常にこういった自分の頭や身体を柔らかくするための時間を取り戻すことで、メンテナンスしよう!と書きながら気づけたのでした。



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