最近自宅（戸建て）を購入するため、住宅ローン契約でなかなか苦労。
昨年投資用ローンを利用して不動産投資を始めたこともあり、借入可能枠が厳しく、メガバンク、ネットバンクは軒並み事前審査でアウト。。。

不動産投資初年度はどうしても収入より経費（不動産取得税等）が上回るため、その分が確定申告時に収入からマイナスされることも多少影響した可能性もある。

比較的借入しやすいと聞いていた「SMBC」に実情（管理会社が毎月の家賃収入を保証してくれ、毎月のローンと家賃収入はほぼとんとん。毎月の主な経費は、管理費と修繕積立金ぐらい）を説明しても、「家賃収入は一切考慮できません」とのことで、これはやばいなと。。。

その後、地元の金融機関に相談先を切りかえて、最終的に「JA」で無事契約できた。納得できる条件で契約できたので、結果オーライだった。因みにJAは家賃収入を考慮してくれた。
他の地銀もいくつか回ったが、結局、保証会社の審査基準で決まるので、どの金融機関なら審査に通る、通らないというのは確認してみないことにはわからない。プラス、その金融機関の担当者が審査を通そうと頑張ってくれるのかどうかにもよるようだ。
例えば、事前審査の数が多いとアウトにする金融機関もあるが、最も良い条件を引き出すために事前審査の数が多くなることは当然という考え方の金融機関もある。

今回は最終的に良い結果が得られたが、不動産投資と自宅購入を考えるとき、まずどちらを優先するか考える必要がある。
不動産投資を始める前、一応その管理会社に「自宅購入するときに影響あるよね？」と聞いたが、「不動産投資ローンと住宅ローンは別物なので、影響はない」という回答を得られ、安心してしまっていた。
勿論、不動産投資ローンの審査基準は住宅ローンのそれよりはるかにハードルが高く、全く別物なのだが、個人の借入可能額という観点では一緒の整理になってしまうということを今回身をもって学んだ。

また、面白いことに、銀行は「先に住宅ローンを組んだ方が不動産投資できたのに・・・」、管理会社は「先に不動産投資ローンを組んだ方が確実」と真逆のことを言っていた。「皆自分の仕事をうまく前に進めたいから、そりゃ当然だよな」という結果。
結局は、鵜呑みにせず、自分で納得いくまで調べて判断する、その結果がどうであれ一喜一憂しないことが大事だなと思った。