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もっと家族と話しておけばよかった。読書記録#25

『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』, ひすいこたろう, 2012


あなたが死ぬ前に後悔しそうなことはなんだろう?


この質問を自分自身に問いかけたとき、もっと家族との時間をもっておけばよかった、という思いが出てきた。もしいま、家族の誰かと一生関われなくなったら、私は後悔するだろうなって思った。

私にとって、家族との関係は、まだまだ学びの中という感じ。家族を大切にしたい、家族と話したいと思いつつ、重い心が一歩踏み出すことをためらわせる。

そんな私に、本書は、迷ってるひまなんてないよ、って追い風を吹かせてくれた。願っていることがあるなら、恐れず、やってみる道を選ぼうって。

だから、すぐに姉と祖母に「今夜でんわしない?」ってメッセージを送った。いいよって言ってくれたから、夜は3人で話したの。

そして、その次の日は父と電話した。これも心が苦しいなって言っていたけれど、まあ大丈夫よって。どんな時間でも、それは家族と過ごせたいい時間だよって。そう自分に声をかけて、一歩踏み出すことができた。


最近、いままでの何かプライドや意地みたいなものが、すうっとなくなっていくような感覚がある。
もういいよって。わらっていいよって。
いまが楽しいなら、笑って、幸せなら、それを感じていいよって。
そんな声が聴こえるんだ。



家族と豊かな時間を過ごすことができました。感謝。

また「でんわしよう~」って声を掛けよう。

その時間を積み重ねていくんだ。





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