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読書といろいろ考えてること記録📚

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    ted talksとかとか。英語が好きなのです~。

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行動の「食わず嫌い」になっていない?読書記録#39

『行動してみることで人生は開ける まず、できることから、やってみる』, 加藤 諦三, PHP文庫 最近、無気力になっていました。心の中に重りがあるようで、あまり自分の内側からのエネルギーを感じない日々。本書はそんな私に「喝!」をいれくれました。 「喝!」といっても、現状の自分を責めてくるのではありません。 ただ淡々と、「はい、いまのあなたの状態はこうです。あなたは不愉快に感じています。その理由はこれこれです。この状況を打開するには、このように行動することが大切なのですよ。

    • 時間とは。『モモ』読書記録#38 おすすめしたい度★★★

      『モモ』, ミヒャエル・エンデ 時間とは何か、生きるとは何かを、自分自身に浸透していくように語ってくれている本です。また現代を生きる人々に、多くの疑問を投げかけているようにも感じました。 本書には、「時間とは」「生きるとは」について示唆的な文章がたくさんあります。その一部を紹介しながら、考えたことを書いていきます。 「時間とは」むずかしい。。。 「時間とは、生きるということ、そのものなのです。」 まず、「時間とは、生きるということ、そのものなのです。」について考えて

      • 「死」によって生命は永遠になった 読書記録#37

        『面白くて眠れなくなる植物学』, 稲垣栄洋 身近な植物を、新しい観点から見れるようになる本です!私が特におもしろい、考えたいと思った部分を紹介します(^^) 1000年の命と、1年の命があるとしたら、あなたはどちらを選びますか? 本書で投げかけられている質問です。あなたの答えは、どちらでしょうか? 私は、しいて言えば、1000年かなあと思いました。1000年って長いなあ、でも1年は短いなあ… というのが正直な感想です。 では、植物の世界で考えてみましょう。数千年生きるよ

        • 情報収集術まとめ 読書記録#36

          「限られた時間で、自分が目的とする情報を得て、アウトプットするため」の情報収集のコツを、本3冊を参考にまとめています。 情報をうまく付き合って、自分の生活に生かしていくためのヒントになればと思います(^^) 参考にした本は次の3冊です。記事の最後に本のリンクと、その本の概要を載せています。 ・『理解する技術 情報の本質が分かる』, 藤沢晃治 ・『コンサル一年目が学ぶこと』, 大石哲之 ・『課題解決のための情報収集術 21世紀スキル』, 河村有希絵 情報収集のポイント情報収

        行動の「食わず嫌い」になっていない?読書記録#39

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          『死ぬこと以外かすり傷』読書記録#35

          『死ぬこと以外かすり傷』 , 箕輪 厚介, 2018 本から伝わる空気に、圧倒されました笑 著者の箕輪さんのことは、名前くらいの知識しかなかったけれど、本からは、風、勢い、挑戦、という雰囲気が伝わってきて、箕輪さんの雰囲気の一部が知れたような感覚になっています。 今は自分自身に、挑戦したい!という意欲は薄いので、「圧倒される」という印象になってしまいましたが、何かに没頭している人、挑戦している人には、強い追い風になるような本だと思います。 仕事に対する情熱さて、本書で特

          『死ぬこと以外かすり傷』読書記録#35

          続ける力 読書記録#34

          『続ける脳 最新科学でわかった! 必ず結果を出す方法」, 茂木健一郎, 2018 本書では、続けることが、人生の成功において重要であること、続ける力を伸ばすためのヒントが書かれています。続ける力とは、ひとつの課題に何年にも渡って取り組む力だといいます。誠実性と、挫折に対する強さと言い換えることもできます。本書で、いい考え方だなあと思った部分を紹介します(^^) 1.成功とは「その人がその人らしく生きること」「成功」って聞くと、仕事などで人生で達成したことや、生きてきて得

          続ける力 読書記録#34

          依存症はあなたの隣に 読書記録#33

          『依存症のすべて 「やめられない気持ち」はどこから来る?』, 廣中 直行, 2013 ここ2週間ほど、スマホを長時間使用する日々を過ごしていました。自分が依存症になりそうという危機感を覚えたので、依存症についての本を読んでいました~(´・_・`) 本を読む前より、依存症を身近でなものに感じるようになったし、”知っておくこと”の大切さを実感しました! 知れてよかった!と思ったことを、いくつか書いていきたいと思います。 1.依存症は「頼った相手」にとらわれる病気本書では、依存

          依存症はあなたの隣に 読書記録#33

          アドラー心理学で考えてみる 読書記録#32

          『男と女のアドラー心理学』, 岩井 俊憲, 2017 本書は、アドラー心理学の考え方を用いて、パートナーとの関係において大切なことは何かを述べている。個人的に、心に留めておきたい言葉をいくつか挙げよう。 🌟愛とは、ちゃんとした人間関係が成立してからようやく生まれてくるもの パートナーとの関係でも、ただの人と人との関係なんだなあって、当たり前のことだけど、気づきをもらえた言葉。特別枠には入るだろうけど、その前に大切なのは、自分と他者の関係ということ。 そして、愛っていうの

          アドラー心理学で考えてみる 読書記録#32

          見えていない情報がある 読書記録#31

          『結愛へ 目黒区虐待死事件 母の獄中手記』, 船戸優里, 2020 私たちは、自分で確かめられない情報は、メディアを通して仕入れる。 そして、その情報が自分の世界の事実となる。 ただそういうもの。すべての情報を自分で確かめるのは、不可能だから。 でも、メディアもビジネスであることとか、与えられた情報がすべてではないこととか忘れがち。だから、人を真っ黒って判断してしまう。 本当は、グレーなのにね。 真っ黒な人なんていないのにね。....実はいるのかな笑 少なくとも、大半

          見えていない情報がある 読書記録#31

          「伝える」と「伝わる」 読書記録#30

          『なぜ戦争は伝わりやすく平和は伝わりにくいのか ピース・コミュニケーションという試み』 (光文社新書), 伊藤剛, 2015 伝えてるのに、伝わってない。コミュニケーションってなんだろう。 「伝えると伝わる違い」 著者の伊藤さんは、コミュニケーションの本質は「伝えると伝わる違い」であると述べる。このことについて、伊藤さんは、インフォメーション、プレゼンテーションのそれぞれと、コミュニケーションを比較して説明している。プレゼンテーションとの比較のお話が特に、なるほど~ってな

          「伝える」と「伝わる」 読書記録#30

          人は、現実をありのまま見ないように進化した(゜o゜) 読書記録#29

          『脳は「ものの見方」で進化する』, ボー・ロット 知覚のしくみを理解することは、人生が変わる。人生が変わるとは、「いつもの自分「普通」から外れること」だと著者は述べる。 思い込みを疑う。すると、常識の外にある可能性に手が届くようになる。 本書は、外の世界との関わりの中で生き、行動していく上で、とても大切なことを伝えてくれていると感じた。 知覚が重要なのはなぜ?🌟知覚がすべての思考、知識、信念の基盤となるから。 🌟知覚は、「生きている」ことを経験する手段だから。 知覚

          人は、現実をありのまま見ないように進化した(゜o゜) 読書記録#29

          頭のやわらかさへの敵は「知識」。 読書記録#28

          柔軟な人でいるにはどうすればいいのだろう? そんな問いをもって読んだ私は、頭のやわらかさへの敵は知識である、という言葉に、まあびっくり。 でも本を読んだり、知識を得るのって楽しいじゃない。 はてはてどうしましょう。 頭のやわらかさへの最大の敵は知識である 私が本書を読んで、一番印象深かった言葉。 はっとさせられて(衝撃)、たしかにそうだなあ(納得)ってなった。 何かを知ると、そのことに対する想像力が狭まるんだろうな。 広大な草原に、道ができる感じかなって思ってる。 こ

          頭のやわらかさへの敵は「知識」。 読書記録#28

          イシューを見極めること。読書記録#27

          『イシューからはじめよ――知的生産の「シンプルな本質」』, 安宅和人, 2010 著者は、イシューとは知的生産の目的地になるもので、イシューを見極め、一貫して取り組むことが大切だと述べている。 ポイントは、イシューを見極めること。 では、どのようにして見極めていけばいいのか? 著者は、1) イシュー度と、2) 解の質が高いかどうかを考えよという。著者はこの二つの点を以下のように考えている。 イシュー度:自分の置かれた局面でこの問題に答えを出す必要性の高さ 解の質:そのイ

          イシューを見極めること。読書記録#27

          前兆に従って、夢に生きる。読書記録#26

          『アルケミスト 夢を旅した少年』, パウロ・コエーリョ, 1997 夢に生きることを体現した少年の物語。 本書で特に印象的だったのは、前兆を信じるという言葉。少年は、夢をあきらめようとしていたとき、セイラムの王様だという老人からこんな言葉をかけられた。 「宝物を見つけるためには、前兆に従って行かなくてはならない。神様は誰にでも行く道を用意していて下さるものだ。神様がおまえのために残してくれた前兆を、読んでゆくだけでいいのだ」 この言葉をきっかけに、少年は前兆を感じなが

          前兆に従って、夢に生きる。読書記録#26

          もっと家族と話しておけばよかった。読書記録#25

          『あした死ぬかもよ? 人生最後の日に笑って死ねる27の質問』, ひすいこたろう, 2012 あなたが死ぬ前に後悔しそうなことはなんだろう? この質問を自分自身に問いかけたとき、もっと家族との時間をもっておけばよかった、という思いが出てきた。もしいま、家族の誰かと一生関われなくなったら、私は後悔するだろうなって思った。 私にとって、家族との関係は、まだまだ学びの中という感じ。家族を大切にしたい、家族と話したいと思いつつ、重い心が一歩踏み出すことをためらわせる。 そん

          もっと家族と話しておけばよかった。読書記録#25

          あなたの人生を貫く要素はなんだろう。 読書記録#24

          『LIFE SHIFT―100年時代の人生戦略』, リンダ・グラットン , アンドリュー・スコット, 2016 本書では、長寿化しているいま、人々がどのように働き、学び、生きていけばいいのかについて書かれている。本書の主張は、学ぶ、働く、引退するという3ステージの人生から、もっと多くの段階をもつマルチステージの人生へのシフトである。 ここで著者は、自分のアイデンティティや価値観を強く持つことが重要であると述べている。さまざまなキャリアを経験していく人生では、その人生を貫

          あなたの人生を貫く要素はなんだろう。 読書記録#24