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離乳食は食への壮大な旅の入り口

6か月以降の赤ちゃんに出会うと
必ず聞かれるお悩みは離乳食です。

離乳食・・・
10倍がゆから始めて、野菜、植物性のたんぱく質、動物性のたんぱく質・・・
何グラム?どんな形態で?
嫌がってる?スプーン拒否ってなに?
ってかBLWって何よ?

ってパッと思いつくだけでも
あれこれありすぎでは?!と私も思います。

さて、初心に立ち返り
母子手帳をみましょう。
そう、離乳食のことが書かれています。

定番の10倍がゆ、記載ありません。
みなさん混乱を極める卵黄を始める時の耳かき1杯程度、記載ありません。
果物の進め方やミルクの量なんかはもちろん記載ありません。

書いてなさすぎ?!というよりは
それくらいざっくりで良い。と私は思います。

離乳食のメインテーマは
食を楽しむことです。

食には文化的背景も大いに影響します。

いきなりアマゾンのジャングルの中で出された食事を
私たちはトライできませんね
(好奇心旺盛の一部の方は除きます)

自分以外の誰かが食べているところを見ていないと
「え?パパとママってミルク飲んでないの?」
「何その固形?食べ物なの?」とすら思っていることでしょう。

まずは食との出会い。
みんな食べるんだ。
食べている時って楽しそうだな。
と一緒に食卓で体験することが第一歩なのです。

「今日は食べるかな?大丈夫かな?」
と眉毛が下がったママやパパを前にするよりも

「どんな反応するかな?」
とわくわく、ニコニコとした視線を向けられる方が
子どもも楽しくなります。

もっというと同時に同じように食を楽しんでいると
「やってみようかな」と
子どももわくわくします。

食は離乳食に始まり、親と同じ食事のとりわけへと変化していきます。
その途中でおやつやジュースに出会ったり
旅行先で見たこともない食事に出会ったり
成長の中で自分で作ることもできるでしょう

人が死ぬまで続けられる行為なのです。

だから、食との出会いの離乳食が
マイナスの感情から始まってほしくないのです。

嫌なことは上手になりません。

楽しい出会いにあふれた食の旅になりますように!


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