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音楽という魔法に夢をみていたよツアー総括

※ほぼ、全編無料で読めます。読めますが、わかってるな?

こんにちは、こんばんは。
元気にしてる?僕はとても元気です。
7/28の札幌ライブをもって、未完成VS新世界のツアーが終わりました。ツアーに出てくれた全バンドの批評みたいなことはしないけれど、なんとなくの総括をしようと思っている。
また、長文になると思うので僕の文章が好きな人は嬉しいね、やったね。

まず、未完成が新しいCDをリリース出来たのが奇跡みたいなもので、その上で成り立っているツアーだった。東京はともかく大阪や名古屋、札幌で僕らが主催のライブができたのはとても嬉しかった。自分で言うのもあれだけど、いつ終わってもおかしくないバンドをまたステージに立たせてくれて、演奏ができたことにまずは感謝を。

そして、サポートしてくれたセルジオや松浦が居なかったらツアーはおろか音源も出来なかった。一緒に音楽やってくれてありがとう。
僕と海藤が路頭に迷わずに音楽が出来ているのは2人のおかげだ。

どこのライブハウスでも、本当に来てくれて嬉しいだとか、何年かぶりにライブハウスに来て見れただの、新しいCDを出してくれて、なにより音楽を続けてくれてありがとうと言われたのが嬉しかったな。

2023/6/24
大阪
南堀江Knave

ツアーの最初は大阪から。倉坂さんが組んでくれた。倉坂さんには三国ヶ丘FAZZの頃からお世話になっている。そのうち、倉坂さんとも対バンしたい。
この日は、僕らのレコ発ツアーにライブハウスの周年が重なった形の1日。
未完成が呼んだのはシュリスペイロフとLOVE LOVE LOVEの2組で、QLIP、チセツナガラ、青い紫陽花は地元で活動しているバンド。
シュリスとLOVEは一旦置いといて、地元で活躍している、もっと活躍していくであろうバンドと一緒にライブをやれたのは嬉しかった。
なんかあっても、踏みとどまって辞めないで続けてほしいなと思いながらライブを見ていた。
バンドって音楽が好きってだけだと本当にすぐ休止するし、解散もするし。
たくさんのバンドを見てきたわけじゃない僕が思うくらいだ。信念を持って続けていると、見える景色があることを僕はこの大阪のライブで学んだ。
あと、チセツナガラのボーカルのぺこ君が未完成のことかなり昔から(中学生くらいからだったかな)ずっと好きで居てくれて、この日一緒にやれたのは感慨深いものがあったな。

ライブはというと、ステージに立って一曲目を始めた瞬間になんか得体の知れない感情になった。主戦場にしている地域でもなければ、たくさん出ているライブハウスでもないところで歌える喜びがすごくて、ずっと感動していた。
たぶん、ほとんどまともに歌えなかった気がするけど勝手にずっと感動していた。
音楽って、本当めんどくさい。
ダブルアンコールは立てなくてやれなかったので、またリベンジしに行きたいな。

2023/7/8
東京
下北沢近道

2本目は東京。シュリスペイロフ、Momonobandといった先輩方との共演で、全バンド札幌出身のバンドになった。
僕が育った当時の札幌のライブハウスシーンが本当に好きで、その中でも好きなバンドの2つだ。(厳密にはMomonobandは違うが)
僕がボーカリストだからかなんなのかわからないけれど、そのころ僕が好きな札幌のバンドのボーカリストは本当に圧倒的だった。
このバンドはこの人がボーカルじゃないと成り立たないという人ばかりで、ライブハウスで歌を歌っている姿を見て、当時の(別に今もだけど)僕は桃野君や宮本に憧れていた。
そんな憧れていたバンドと一緒にライブができたのは嬉しかったな。

ここで、豆知識をひとつ。その憧れている先輩バンド全員に対して、僕は常にタメ口である。
なお、怒られることはおろか注意されたことすら本当に一度もない。
(優しいからみんなもガンガン気さくに話しかけてみたらいいと思うよ!)

ライブに関しては、正直に言おう。一つ前にやった大阪より良いライブが出来たと思っている。感想はそれで十分なんだけど、少しだけ。未完成は東京都内でライブをすることが多いんだけど、本当に人気がない。たぶん、みんなが思っている88倍くらい。
この東京のライブは未完成のことがずっと好きだったけど、ライブには来れてなくて久しぶりにライブを見た方がすごく多くて、僕らの生存を知らせると共に、新しい音源をひっ下げてライブが出来たのが嬉しかった。
(ちなみに、いつでも来てくれていいからな!)
(遠慮すんなよな!)

そして、いつも来てくれるあなたにこのライブを見せれたのもすごく嬉しかったよ、いつもありがとね。

2023/7/16
名古屋
Club Rock“n”Roll

3本目は名古屋だ。共演に関しては、未完成が呼んだラクルイノヨルニとClub Rock“n”Rollから村上友哉(明日、照らす/さよならパリス)の2組。

まず、このライブに関してはいつもライブ周りを手伝ってくれるはばたに任せていた部分が大きかったライブ。
最初は未完成のことを知っていて、昔よくやってたりしたバンドを誘ってみたっぽいんだけど共演は叶わず。そこの返答を待ってしばらく動けなかったんだけど、僕はこの3組で名古屋のライブが出来たのを本当に嬉しく思っている。
ラクルイは横浜で一緒にやった時のライブが良くて、誘った。誘ったら、二つ返事で出演してくれた。昼も夜も一緒にご飯を食べたので、さらに仲良くなったことでしょう。村上さんは本当にかなり前(15年前とか)に新宿で対バンしていたことを覚えていてくれて、お互い音楽を続けていて再開出来たのが嬉しかったな。終演後に話せなかったのが心残りでした。

ライブはというと、正直に言おう。一つ前にやった東京のライブよりいいライブが出来たと思っている。ライブハウスの良さも相まって、本当にいいライブができた。
名古屋に見に来てくれた方のためにも、また名古屋でライブができたらいいなと思える良い1日だった。
あと、東京から見に来てくれた方がいたのも嬉しかった。(東京、名古屋間は思ってるより近いぞ…!)

7/28
札幌
Sound lab mole

最後、4本目は札幌。地元である札幌をツアーファイナルにした。
はちゃめちゃにお世話になっているライブハウス、大嶋さんに頼んでやらせてもらった。
当初、呼ぶつもりだったバンド(解散してるバンドの復活だったり)の出演は叶わなかったりしたんだけど、最高のメンツでライブが出来た。1組目のあらららから、chikyunokiki、リンダリンダラバーソール、シュリスペイロフといいバンドばかりでずっと楽しかった。
昔からの同士が集まったと思っている今回のライブは、切磋琢磨してきたバンド同士のぶつかり合いみたい感覚もあって、それも良かったな。(chikyunokikiの山田君とはバンドで対バンするのは初だったけど)
にしても、みんな音楽しかやることないのかと呆れる反面嬉しかったな。
久しぶりに会えた人が多くて、それもよかった。生きて、音楽やってればまた再会できる場所があるってだけで最高だよ。
あと、札幌に関してはツアーで1番物販が売れませんでした。地元なのに。なんで?

ライブはというと、正直に言おう。一つ前にやった東京のライブよりいいライブが出来たと思っている。曲数に関しては、ツアーの中で1番少なかった。けれど、いいライブだったよ。
未完成のライブの後にクラブイベントが入っていたので、会場の時間がかなりきつくて事前にライブ押さないように出演者に頼んでいたら、みんなガチガチにオンタイムでライブを進めていたのにも感動した。プロかよ。

おまけ
2023/7/29
札幌
Sound lab mole

レコ発ファイナルの次の日に同じくmoleでライブをした。FSRという定期的に行なっているライブイベントだ。
ライブはというと、正直に言おう。28日のツアーファイナルより良かった。

ということで、ライブを重ねるごとにどんどん良くなっていく時期に差し掛かったようなので、ライブ活動や音源制作はできるまでやろうかなと思っている。札幌に帰らず東京に残る選択肢もしたし、せっかくだからね。

最初はどうなるかと思った久しぶりのツアー、蓋を開けてみれば、僕のことを、未完成VS新世界のことを待ってくれていた方が多くて、喜んでくれて、僕が生きてきて音楽を続けてきた意味もあるんだなと本気で思った。
今回、音源買ってくれたあなたやTシャツを買ってくれたあなた。ライブに足を運んでくれたあなたやサブスクで聞いてくれているあなた、Twitterでいいねやリツイートをしてくれたあなた、僕と話しをしてくれたあなた。僕はあなたが居なかったら本当にとっくに音楽を辞めていたんだろうな。

生きてるだけで、良い意味でも悪い意味でも思わぬことが起きる。

音源を出せたのも、ライブができるのも、全部、僕らにとっては本当に当たり前じゃなくて、当たり前じゃない出来事を受け止めつつ、この1度しかない人生を過ごせているのは本当に幸せだと思っている。前からなんとなく、うっすら思ってたけど僕は周りの人に恵まれている。僕の努力があってこそだけどさ。

とりあえずここらへんでこの文章はやめようと思う。多分、あと50000文字くらいは余裕で書けそうなんだけど、読むのも疲れそうだしね。僕は気遣いができる大人なので。いいよいいよ、大丈夫だよ、そんなに褒めなくても。

僕が音楽を続けられるように、どんな形でもいいから応援してくれたら嬉しい。

ちなみになんですが、今回のツアー

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