◇7. 絵本は文化を知る窓になった
図書館の仕事の日に毎回4,5冊デンマーク語の絵本を持ち帰り、夫に読み聞かせをしてもらって娘の反応と夫の感想をメモる日々。デンマーク語の絵本は自分でもそれなりに理解はできるけれど、読み聞かせはネイティブの夫にしてほしいと常々思っていた。声を出して読むとき、どこで抑揚をつけるのか、どこで盛り上がるのか、それを言語のハンデなく1回目からさらっとできるのはわたしではなく夫だろうと思っていたからだ。
その代わりわたしは日本語の絵本を娘に読んだ。デンマークに住んでいるとそうそう日本語の