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「The Last of Us」ペドロパスカル愛

子に猛烈絶賛リコメンされたので、HBOでThe Last of Usを観てみた。

ゲーム原作なんだね、っていうような予備知識も一切なく観始めてたけど案外面白く引き込まれて一気にS1を観終わった。キノコの菌に感染した人間はゾンビ化して他者を噛み、菌の増殖がパンデミック規模で進んでいく世界の話だった。個人的にはゾンビジャンルにはさほど興味がなかったのだが、コロナ禍を経た今、パンデミックの話は現実味が尋常じゃなかった。

菌保持者に噛まれたのに本人はゾンビ化せず、傷も癒えたEllieという14歳の少女と、Outbreakが始まった日に、当時14歳だった娘Sarahと逃亡していたJoelの言ってみればロードムービーである。SarahとJoelは逃亡中、ゾンビ化した人々を駆除する軍隊に見つかりSarahは殺されてしまう。そこから20数年経った現在、国によるFEDRAという軍隊が制圧している荒んだ世界になっている。FEDRAに対して反乱するグループ・ファイアフライ、JoelとEllieの出自を見せつつ、いろんな人々に出会いそして亡くしたりしながら目的地に向かっていく。

その旅路で少しずつ親交と信頼を深めていくJoelとEllie。最初はEllieにつれない態度だったJoelが、本当に少しずつEllieに心を開いていく過程が良かった。どなたかのツイートで見かけたが、ペドロパスカルという俳優は「小さき者に振り回されながら旅をする」という役柄が似合いすぎる。マンダロリアンではグローグーを、本作ではEllieという少女を、振り回されて困惑しつつ保護しながら旅を続けていくのが最高に良い。そしてずっと無双なのがさらに良い。特に最終EPの静かな無双っぷりがたまらない。

ペドロパスカルはこういったヒーロー役も良いが、イコライザー2のような悪役もまた光る。今作もペドロパスカルのために観たようなものだが、観てよかった。ちなみに、ペドロさん私と同い年である。

今日食べたもの:
カルボナーラ、アスパラの茄子の素揚げ、漬物


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