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自分を受け入れて、そして...

 今回のテーマは教育とは直接は関係しないことを書こうかなと思う。最近「自分を受け入れること」の重要性に気付いたので、こうやって言語化しようと思った。

 「自分を受け入れること」という言葉をちゃんと自分の中に落とし込んだのは、数か月前に岡崎慎司が昨シーズンのスペイン2部で活躍できた理由をインタビューされていた記事を読んだ時。彼はワールドカップにも複数回選ばれて日本代表でもゴールを量産してきた選手。そしてクラブでもプレミアリーグで奇跡の優勝をするなどコンスタントに結果を出してきた日本が世界に誇る選手。しかしプレミアで優勝したレスターというクラブで出場できない試合が続く。そして彼はスペイン2部のクラブに移籍した。インタビュー記事によると彼が移籍したときは「なぜ2部なんだ」「自分は何をしているんだ」と思っており、周りからも優勝メンバーの一人ということは有名だったため結果が出ないと色々言われたらしい。そんな葛藤が続く中、今の自分の状況を全て受け入れたという。今自分は2部でプレーしているんだ、プレミアリーグで優勝したのは過去のもの、今は違う環境だということを。そこから一気に点が取れるようになり、最終的にはチームトップの得点を取り、チームを1部昇格に導いたのだ。

 30過ぎてもなお第一線でプレーしてること自体がすごいことだし、今までの経歴からもどの国であろうとも2部でプレーするのはなかなか受け入れられない自分がいただろう。それでも自分の状況を受け入れ努力した。そしてチームを1部昇格に導いた。僕はこれにすごく感銘を受けた。

 それから僕も自分の良いところも悪いところも全て受け入れようと思った。でも最初は自分のできないところを全て受け入れることは難しかった。(当初はすぐできるんじゃね?と少し思ってた笑)
でも毎日意識して少しずつステップを踏んでいった。徐々に自分の悪いところも受け入れられるようになってきた。でもあまり成長実感が湧かないんだよね。今までの自分は目に見える結果で成長実感していたけど、そんな目に見える結果がなかったので全然実感できなかった。でもひたむきに自分と向き合ったら変わったことがある。それは

「相手を受け入れることができたこと」

 自分は今色んな子どもと携わっているけどその子どもたちとの向き合い方が変わったと思う。それは子どもだけではない。普段一緒にいる人とも向き合うことができるようになった。

自分を受け入れ、自分を知ることで相手を受け入れることができる。それがこの先変わりゆく社会を生きる中で大事なことなんじゃないかなと思った。


ps. 写真は相手を受け入れらそうな写真(笑)ちなみにインドネシア留学中に撮りました。

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