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キラメキ内臓占いの体質シリーズ④金タイプ

金タイプの人柄

キラメキ内臓占いから見ると金タイプは肺と大腸が強く、気(代謝)は低いのですが血(栄養)と津液(水分)が多いアンバランスなタイプです。

血(栄養)が高いので考えることは得意ですが、気(代謝)が低いのでインドア派が目立ちます。

基本的に身体は強くないので、無理をすることを好まず効率的な仕事を好みます

津液(水分)が多いせいでテンションが上がりづらく、クールで損得勘定で動く人が多いのも金タイプの特徴です。

肺が強い人は冷静な分析が得意で、深く呼吸をすればすぐに気持ちを整えられます。

クールな言動は木タイプの相剋関係として働き、冷静な分析は水タイプに相生関係として働きます。

身体を動かすのが得意ではないですが、想像力は豊かで他のタイプにはない発想や世界観を持っている人が目立ちます。

肺の特徴

肺の主な役割は、口や鼻から気道を通って酸素と二酸化炭素を交換することです。

肺は肺胞と呼ばれる小さな袋の集まりで、肺胞の数は3~6億個と言われます。

酸素はエネルギーを作る代謝を行う際に必要で、代謝が行われると二酸化炭素へと変化します。

肺は自力で膨らんだり縮んだりは出来ません。

そのため呼吸を行う際には、横隔膜と肋骨周りの筋肉が伸びたり縮んだりすることで呼吸を可能にします

そして肺が吸い込める空気の量は、安静時には800mlほどですが運動時には5000mlほどに増えます。

金タイプは肺の伸縮率が高いので、安静時でも多くの酸素を吸い込むことが可能です

また呼吸には水分も含まれ、呼吸をするだけでも1日におよそ400mlもの水分が失われています。

そのため身体が水分不足の時には呼吸も浅くなるのです。

東洋医学における肺

東洋医学における肺の特徴は、気や津液を全身に巡らせる作用を持つという事です。

肺には、
・宣発(せんぱつ)
・ 粛降(しゅくこう)
という作用があります。

宣発とは、消化吸収された栄養や水分に加えて、代謝で作られた熱エネルギーを全身に巡らせる働きです。

粛降とは、呼吸により取り入れた酸素を下方にまで送る働きです。

肺はこの二つの働きをすることで、全身に栄養を与えると同時に老廃物の排泄を促す大切な臓器と考えられています

水分の吸収を行うのが脾で、老廃物の排泄を行うのが腎となります。

肺はその間に合って、全身の水分代謝を調節する重要な役割を担っています。

呼吸器疾患だけでなく、アレルギー疾患などの水毒が原因となる疾患も肺の機能低下を疑います

それほどに肺による水分代謝の調節機能は大きいからです。

また、肺は相傅(そうふ)の官と呼ばれ、心を補佐して精神を落ち着ける役割でもあります。


肺を元気にするポイント

まず肺に悪影響を及ぼすのは乾燥した冷たい空気です。

秋から冬にかけて咳を伴う風邪をひきやすいのは肺が弱ると考えました。

そのため、肺を元気にするにはお風呂などに入って湿った空気を吸いながら身体を温めることです

空気が乾燥する時期には加湿を忘れずに行いましょう。

食事に関して昔からの用いられていたのがキムチです。

韓国の気候は極めて寒く乾燥しており、肺が弱る条件が揃っています。

そんな肺が弱る気候に対抗するためにキムチを開発したのです。

キムチは、
・代謝を上げて熱を生産する
・水分の流れを良くする
などの作用で体温を保ちます。

キムチでなくても辛味にはそんな働きがあるので、苦手でなければ効果的です。

辛いのが苦手な人は、
・ネギ
・玉ねぎ
・ショウガ
などの辛さがおすすめです。

玉ねぎに含まれるアリシンも、代謝を上げて血の巡りを良くするなどの作用があります。

基本的には温かいスープなどで食べるのが効果的です。

また、軽く汗ばむ位に動くと身体の水分吸収が上がるので身体も動かしましょう

胸や肩周りの筋肉に刺激を入れることで、呼吸は一段としやすくなるからです。

また、東洋医学では大腸は肺を元気にする栄養を吸収する内臓とされます

大腸で作られる栄養は、食物繊維が分解されて作られるビタミンB群です。

食物繊維を分解する腸内細菌は36度以上の体温でよく働きます。

だから身体を温めるのは金タイプにとって重要です。

そして深呼吸をしましょう。

身体の水分を巡らそうと思えば、横隔膜を動かすのが最も効果的だからです。

胸を張って10秒かけて、息を吸い20秒かけて吐きましょう
うまく出来れば身体がポカポカしてきます。

呼吸が浅い人は、代謝も低く体温が下がりがちです。

目安として36℃を超えれば、呼吸が深くなっていると言えます。

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