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キラメキ内臓占いの四季と陰陽

キラメキ内臓占いの元となる東洋医学では四季の移り変わりを陰陽虚実(いんようきょじつ)で表現しています。

陰陽虚実を現すのが太極図(たいきょくず)と呼ばれ、下の図のように白と黒の部分が混ざり合っています。

陰陽では陰が寒さで陽が暑さを現し、虚実では暑さや寒さの程度を現しています

また、白の中に黒があったり黒の中に白があったりするのは、暑い夏にも涼しい日があったり寒い冬にも温かい日があることを現しています。

太極図の白い部分の左は陽の始まりで春となり、陽の暑さが弱いので陽虚(ようきょ)になります。

そして太極図の上の部分は陽を現す白の部分が大きくなり、陽の暑さが強まる夏は陽実となり夏を現します

太極図の右の部分は夏の暑さが終わり秋の涼しさが始まる時期を現し、まだ涼しいくらいの季節なので陰虚(いんきょ)となります。

さらに下の部分では黒い陰の部分が増えて寒くなり、冬の時期なので陰実(いんじつ)となります。

キラメキ内臓占いでは人間の体質も季節のように特徴があり、年齢とともに移り変わっていくと考えています。

例えば、平均の体温が36.4℃とするなら陽虚の人は36.6℃くらいで陽実の人なら36.8℃となります。

同様に陰虚の人なら36.2℃で、陰実の人が36℃くらいです。

もちろん人によって幅がありますが、気温の高低差と同様に体温も体質によって高低差があるのが普通なのです

基本的に体温が高い人ほど元気なので、子供が元気なのは体温が高いからです。

そのため、陽実の夏タイプのテンションが最も高く、次は陽虚の春、陰虚の秋と続き陰実の冬タイプが最もテンションが低くなります。

また、若い時の方がテンションが高いのは体温が高いからで、加齢により代謝の低下に伴ってテンションが下がるのが普通です

昔は太極図が一周するのは60歳と考えていたので、虚から実に変わるのは
15年ほどかかると考えられています。

だから生まれた時は冬の位置として、15年かけて春の位置となり30歳の頃に夏となります。

だから陰実の冬タイプの人でも、15歳から30歳くらいまでの陽の時期はややテンションが高くなります。

その他にも体質や性格は季節の特徴に左右されており、陰陽虚実で上手く説明することが可能です


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