見出し画像

傷つきすぎている人のエゴは必ず大暴走する。

※サブスクで読んでくださる方には事前に公開しているので、内容が重複していますが、書き直している部分アリです。

*      *

自分の感情に向き合うと決めても、そう簡単に物事が進まないものです。

自分の感情に向き合うと決めると、今まで抑え込んでいた感情が沸々と顔を出し始め
その状況を「危険」を判断するエゴは大暴走を始めます。

自分で「やる」と決めて、自らの意思で始めたことなのに自らがその状況の被害者になり
その状況に自分自身が耐えられなくなり、エゴの欲求のまま行動する。
その結果、周囲を巻き込んで大騒動になることも。

これは、特定の人にだけ起こるのではなく、傷ついた人が感情の感じ切りを始めると「必ず」経験します。

この動画、エゴの大暴走に負けている状態が描かれていて、とても分かりやすい。

*      *

なぜ、このような状況になるか、というと
本人が自分の感情に向き合うと宣言するということは
その人が感情を通じて自分の魂に向き合うと宣言したのと同じ。
傷の影に隠れて、傷の言いなりになりながら生きるのではなく、自分の魂と共に光の下で生きると決意した状態。

でも、エゴにとってその宣言は死刑判決と同じくらい重く辛い事。
なんとか避けねばならないこと。

なぜ、エゴは光の下で生きることを嫌がるか?その理由は
その人の魂が今までの輪廻転生の中で、何度も魂の声に従い、魂の願いを叶えようと必死に努力した記憶を持っていて
でも魂の願いを叶えるには自己の意識の成長(宇宙の法則を深く理解できている)、人間としての様々な経験値が必要。
それが足りない時期は「うまくいかない」「失敗する」を経験しつくす。
そして、その度にその人は深く、深く傷つき「魂の願いなんて叶えたくない」という思いすら持つようになる。
その結果、エゴにとって傷の影に隠れて生きることこそが、安心安全を約束する生き方になってしまったのです。

なのでエゴは「これ以上、傷つきたくない、傷つくようなことは避けねば。やっと築いてきた安心、安全が消えてしまうぞ!!」と必死になり
その人が「やっぱり自分の感情に向き合うなんてこと、やーめた」と言うような状況を必死に用意します。

そして、特に感情の感じ切りの方法を伝える存在(私のような立場)はエゴにとっての最大の敵となるため
エゴはクライアントさん自身が、私から離れるために色々と試行錯誤します。

その時のエゴが取りやすい行動は結構特徴的です。
(かなりハッキリ書いてますので、人によってはイラッとすると思うので読まれる際は自己責任で)

1、何かあると「もう死ぬ」「自分は生きる価値がない」などと言い出すメンヘラタイプ

2、自分の意思で始めたのに「何でこんな事をさせられているんだ?」と言い出す責任転嫁タイプ

3、自分が抑圧してきた感情の重たさを緩和しようと笑ってごまかすタイプ

4、自分の問題を指摘されたり、自分の感情を動かすキッカケを作った相手を見下してやり過ごそうとする自己保身タイプ

5、相手は信頼に値しない人間だから、自分は感情を出せないと言い出す牽強付会タイプ

6、実際は何もわかっていないのに、自分ほど色々と理解している人間は居ないと自負する勘違いタイプ

7、とにかく頭で理解する事を重視する思考過多タイプ(なのに自分では感覚的な人間だと勘違いしている)

8、「私は幸せだ」と言い切るタイプ

9、「私の方法でちゃんと成長している」と自信を持つタイプ

に大きく分かれます。

とは言っても、一つのタイプが強調されて出てくるは無く
いくつかのタイプが複合的に重なり合い出てくることが多いです。
また、表現方法は静かに主張するタイプもあれば、激高するタイプもいます。

そして、ここで大事なことは上記の内容はただのエゴの自己防衛手段。
その状態にある人が本当のその人の姿では無いし
「そうやってエゴは自分が傷つかないようにしている」という事。
そして、これ以上傷つくことが出来ないほど自分自身は傷だらけ、という事。

感情の感じ切りを始めると、必ずこの状態に人は変化します。
また、傷つきすぎて、傷つかないように生きる事に必死で
自分の感覚に従って生きるなんて不可能に近い状態になるので
自分のことしか考えられない状態にもなります。

本来であれば、人は自分の言動が周囲にどのような影響を与えるか?を考えて行動しますが、
その状態の人は「自分がこうしたいからする、それの何が悪い」と言い切るし、それが正しいと思っているため
かなり自己中心的でワガママな人と周囲から思われます。
実際にかなり迷惑行為に近い言動を取り、周囲から浮いてしまったり信頼を失ったりすることも。

この状態になると
クレクレちゃんにもなるし
人の人生に無断で首を突っ込み引っ掻き回した挙句に、都合が悪くなると逃げるし
支離滅裂な欲求を相手にぶつけているにも関わらず、自分の思い通りにいかないとキレて相手を責め立てる、なんてこともよくあること。

このような人を目にしたことありませんか?
特にクレクレちゃん、人の人生に首を突っ込んで途中で逃げる人に出会った事がある方は多いと思います。

*    *

傷ついた自分を放置する、という事がいかに人間関係に影響を与え
自分自身の人生を混乱させるか、です。
この状態を終わらせるためには、どれだけ怖くても、嫌でも
腹を決めて自分の感情に自らが向き合い
感情を通じて、傷ついた自分を癒すこと。

でも、こればかりは「何があっても自分の弱さから逃げない」と決めることが必要です。
途中、腹も立つし、理不尽だと感じるし、怖いし、イライラする事は多々あります。
それでも「自分の弱さから逃げない」から手を離さないことだと思います。

傷つきすぎた人が一人でも減るだけでも、この世界はかなり変わります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?