30年ぶりに再会した友人とのシンクロニシティ
去年と今年の目標のひとつ、
「旧友に会いに行く」
去年の初めに年賀状仕舞いをして、代わりにLINEで旧友と次々に繋がることができた。
そのおかげで何人かとは再会を果たすこともできたが、まだ会えていない友人には今年こそ会いに行こうという目標があった。
そして先日、またひとり30年ぶりに再会を果たすことができたのだ。
Wさんとの出会い
32年前に長男を出産した時、病室のベッドが隣同士だったのがWさんだ。
うちの長男とWさんの長女Rちゃんは、同じ日にどちらも帝王切開で生まれた。
2人とも帝王切開だったので、
同室の他のお母さんより入院期間が長く、2週間ほど寝食を共に過ごした。
退院後も子供が2歳くらいまでは、うちに遊びに来てくれたり、
いっしょに遊びに行ったりした。
その後はお互い忙しくしていて、
年賀状だけのつきあいが続いていたのだ。
再会
今年のお年賀LINEの返信で、
「どこかでランチを!」という嬉しいリクエストがWさんから届いた。
お店選びは任せるとのことで、いくつか候補のお店を送ってみた。
その中で大阪市内のあべのハルカス12階のハンバーグレストランBostonが良いとのこと。
1階のルイ・ヴィトン前で待ち合わせ。
わかるかな?ドキドキ。なんせ30年ぶり。
すぐにわかった。
お互い「変わってない〜〜!」と、
慰め合いながら?お店へと向かう。
12階までのエレベーターの中でもおしゃべりはノンストップ。
お店に着いてからもオーダーするのを忘れるくらいおしゃべり。
30年ぶりに会ったばかりというのに、こういうのって男の人には理解できないかもなぁ。
シンクロニシティ
ジュージューのハンバーグが届いたところで、おしゃべり再開。
そしていろいろ聞いていると、
2人の人生がシンクロしていることに気づく。
私は息子の出産前から働いていた会社で、後に建築士の免許を取って33年間働き続け、一昨年退職した。
彼女は子育てをしながら看護師免許をとり、今も現役で看護師として働いているそうだ。
2人ともダンナが定年退職まで10年を残して突然仕事を辞めてきて、その後1年間プー太郎状態だったことも偶然いっしょだった。
家事、育児、仕事をしながらの国家試験準備はなかなかに大変だったことは、2人とも言わなくてもわかる。
子供がまだ大学生でお金がかかる時に突然プー太郎になったダンナを抱える妻の苦労もよくわかる。
そして親の介護問題は誰にでもついて回るので、これもまたよくわかる。私より若い彼女は今尚真っ最中というところ。
第二ラウンド
第二ラウンドはランチタイムで長蛇の列ができ始めたBostonを後にして、モロゾフへ移動。
ここからは現在の趣味や将来の話しなんかをしゃべり倒す。
お互い韓ドラにハマっていることやソロキャンに興味があることなどなど。
私が春と秋にジャッキーとキャンプに出かける話をすると、
韓ドラの『賢い医師生活』で女医のソンファ(チョン・ミド)が忙しい仕事の合間に自然の中のキャンプで癒される姿に憧れていたらしい。
医療関係で働く彼女は毎日が『賢い医師生活』のように大変なのだろう。
自分も始めてみようかな?と言っていた。
また会いましょう
おしゃべりは尽きないが、
そろそろお開きと致しましょう。
モロゾフを出るとこちらもウェイティングの長蛇列ができていた。
ランチもカフェも少し早い目に行動したので、待つことなく入れてラッキーだった。
「楽しかったねー!また会おねー!」
化粧室でリップを塗っていると、彼女も同じリップ。
こんなところまでシンクロしていた。
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