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つぶやき

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深爪

右手の親指の 深爪が痛む
誰にも知られないはずの 密会を戒められているように
ズキン ズキン
と痛む
あの人の肌はほどよい湿度と冷たさで
爬虫類 そう 蜥蜴のように私の肌に重なる

あの人の濡れた長い髪が
私の指先に絡まり
深爪が警告する

快感を
悦楽を
肉の喜びに
溺れてはいけないと

私の呼吸は乱れ 記憶は散漫となり
肉体だけがピアノ線が切れたように弾ける
弾ける肉体をあの人は受け止め
また

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なんかみんなnoteではっしんしてる。いきてる。わたしもいきてる。

心が湖のように静かで心地よいです

水草の揺らめく青い遠い海は 私の憧れ
いつか一緒に泳ごうよ
いるかになって
さかなになって
海は 広いんだよ
だって地球の60パーセントが 海なんだもの
手をつないで泳ごう
だいじょうぶ みうしなうことなんてないよ

裸になって
気泡になって
いつかまた生まれ変わるのを待って

無題

眠れない無音の闇に 冷たくなってしまう私の足
心細くて寂しいよ 誰か私を守ってよと 
たぶん不在(なき)父に たぶん亡き母に

憎しみと悲しみと狂気に満ちていた私のかつての家には
誰も帰らない 

殺気が飛び交い 空気がぴりぴりする
弱い私は何もかもに土下座していた
何もかもを恐れ愛想笑いをしていた
そんなとき男に私の魂は殺された

私は耐え続けた 愛想笑いをし続けた

そして私は壊れた
それでも

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隣のおうちが工事。糸のこぎり思い出した。古い校舎でね、なんか、あったかかったよ。図工の時間。

傘を持たないまま郵便局にいったの 頭がしっとりとぬれて まるであたしはのらねこみたいだなっておもいながら はなうたうたってた

王子様が来ないからいつまでも眠って、年老いてミイラになっちゃったんですけど・・・

私も自分のことを書きたいけど怖い 私の人生が侮蔑されるのが怖い それさえも超えて生きている人がいることに尊敬する いつかかけたら昇華できるのだろうか 何が変わるというのだろうか 私は死んでいると思ってた この場所を知るまでは

魂を殺されてから 私はずっと本当に好きな人からは身を引き続けてしまう 自分を卑下するのと相手に拒否されるのが嫌だから あまりにも汚れてしまった私を
https://www.youtube.com/watch?v=zPQS55Y3Vds

わたしってねマゾヒストなんですよ でもマゾヒストじゃないとサディストにはなれないんです
でもそれがなにっていわれたら 結局下世話な話を崇高に見せてるだけですけどね 所詮人間も
動物ですから

誰か夏の台風のように 激しくあたしを乱して そのまま連れ去って
あたしの体の中つめの先まで重なり合って あたしの血管にあなたの血液を流して
雷のような衝撃で私を壊して
受胎を望まぬのなら あたしの子宮を取り出して あたしを殺して食べてしまって
それほどに愛して

自分の価値は他人が決めるんだよって教えてくれた人ありがとう やりたいように生きたい

王室の使者がいつまでたってもこないなーとおもったらガラスの靴両方はいて帰ってきてたわ