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高橋さやか執筆記事(2021年〜)

ライター・編集者として仕事をしている高橋さやかの執筆記事一覧です。

現在、仕事の中心は2つのメディア。
1.FoodClip
クックパッドが運営する食のB2Bメディア「FoodClip」で、副編集長として外部執筆者様の記事の編集と、自身でも取材・執筆を担っています。

2. takibi connect
ふるさと納税を主軸に、地域で活躍する人々と応援する人々を繋ぎ、挑戦を後押しするメディアです。こちらでは編集責任者として、すべての記事の企画・編集にたずさわりながら、自身でも取材・執筆を担っています。

他に、コーポレートサイトの社長挨拶文執筆、採用サイトでの先輩インタビュー、商品開発ストーリーなども手がけています。
以下、2021年〜の執筆記事一覧です。

▶︎これだけは読んで!の5本

思いのほか執筆した記事が多かった・・ので、特に思い入れのある「これだけは絶対読んでほしい!」という厳選記事5本です。

大好物を守る。
曲がりくねっても歩むサン・ミート木村という道

取材した木村店長曰く「全米が泣いた全米が泣いた。そう言って良いようです」という、アツい記事です。

誰かに自慢したくなるような、大切な想い出の味はありますか?
祖母がつくってくれたあたたかい豚汁。兄弟みんなで包んだ餃子。休日に父がつくってくれた焼きそば・・きっと誰しも懐かしい思い出とともにある、大好きな味があるのではないでしょうか。
「小学生の頃、学校から帰ってはサン・ミートのお肉を焼いて食べていたんです。大好物だった」と語るサン・ミート木村の店長、木村充さん。大好物が守るべき存在になるまでの紆余曲折の道のりをうかがいました。


チーズワンダーから始まる
リジェネレイティブなスイーツのあり方

酪農王国北海道に生まれ育った人間として、「本物の乳製品が持つおいしさ」って大切にしたい。代替品以外のあり方に一筋の希望を感じた取材です。

発売開始から瞬く間に完売する、まぼろしのチーズケーキ「チーズワンダー」。手がけているのは、BAKE創業者の長沼真太郎氏。酪農からお菓子作りまで一貫した体制で製造しています。持続可能な社会の実現に向け、CO2削減など、酪農のあり方も問われる今。乳製品が持つ「本物のおいしさ」にこだわる理由とは?地球にも動物にも人にも優しいと語る、新時代のお菓子メーカーのあり方をうかがいました。


経済と社会的価値を両立。
びっくりドンキーの食ロス削減

びっくりドンキーって環境先進企業なんですが、まだまだ知られていない。FoodClipの食ロス特集で、手をあげて取材した記事です。

外食産業にとって、恒常的な課題となっている食品ロスや食品廃棄。この課題に20年以上前から取り組んできたのが、ハンバーグレストラン「びっくりドンキー」などを運営する株式会社アレフです。先駆けて課題に取り組んだ背景や、お客さまが自分ごと化できる仕組みとは?
株式会社アレフの渡邊氏と松本氏にうかがいました。


どんな人にも言葉でつながる喜びを。
石狩市手話基本条例誕生の物語

「わかっていない」をわかっていなかった。
ーーって「無知の知」みたいな、ソクラテスみたいな感じですが。この手話条例のお話を聞いて、手話のことも「多様な社会」も、表面的にしか理解できていなかったんだと痛感しました。

石狩市では、手話を言語としてとらえ、どんな人にも言葉でつながる喜びを目指した条例が制定されました。石狩市手話基本条例ができるまでの背景とあゆみ、そしてこれからを石狩市役所の鈴木さんと山本さんにうかがいました。


ひつじが先生。 55歳で挑んだ究極のチーズづくり

とにかくインパクト大だった、この取材。山本さんと羊たちの姿を見て、「人間と動物って通じ合えるんだ」と感じました。
山本さんからも「素敵な文章と写真、ありがとうございました。とても気に入っています。多くの方からも反響がありました。何か牧場の事が知りたいと言われたら、高橋さんのこの作品を見てもらう様にします」との言葉をいただき、とてもうれしかった記事です。

20年以上にわたってチーズの輸入販売にたずさわる中でたどり着いた、「チーズの中で最もおいしいのは羊乳製チーズ」という答え。羊乳が流通していないのなら自分でひつじを育てよう、とスタートした石狩ひつじ牧場の物語をひもときます。



ここからは、「企画・取材・ライティング」「取材・ライティング」「ライティングのみ」にわけてご紹介します。

▶︎企画・取材・ライティングを担当

ひと口目で感動の味を ジェラテリアジジの飽くなき探求


「イタリアで味わった感動を恵庭で届けたい」
日本ではここだけという、放牧認証を受けた水本牧場の生乳を使い、素材からお店づくりにいたるまで「そのままのイタリア」にこだわる北海道・恵庭市のジェラテリア・ジジ。その味は、本場イタリアからの旅行客も訪れるほど本格派です。たくさんの人に「非日常のジェラート体験」を届けるジェラテリアジジの挑戦ストーリーをうかがいました。


太陽電池をもっと身近に。 スフェラーパワーのたゆまぬ挑戦

イノベーションは、誰もが当たり前だと思い見過ごしているものを疑うことから生まれます。地上に射すさまざまな角度からの光。「太陽電池を球面状にすれば、あらゆる方向からの光を取り込め、発電量が増やせるのでは?」そんなイメージを形にしたのが、球状太陽電池「スフェラー®️」です。「スフェラー®️」の可能性を模索し続ける、スフェラーパワー代表取締役社長の井本聡一郎さんにお話をうかがいました。


100年続いた農園を次世代へ  
島田農園がつくるワクワクする恵庭

恵庭の市街地から車で30分ほど行くと、おだやかな田園風景が広がる林田地区。この土地で農業を営む島田農園は、大正9年に富山県から移り住み、北海道のきびしい開拓時代を乗り越え、100年に渡って米づくりをつづけてきました。島田農園5代目として、米づくりにとどまらず日本酒やスイーツ、ギネス世界記録まで! 
挑戦をつづける島田龍哉さんにお話をうかがいました。


理想と現実のはざまで。長万部アグリが探るスマート農業の可能性

「かにめしのまち」として知られる長万部町。内浦湾に面した地形を生かし、古くからホタテや毛ガニなど、水産を主要産業としてきました。基幹産業である水産業に加えて、農業でも町を盛り立てようと、アグリビジネスの確立に向けた先進的な取り組みが行われています。地方創生事業のパイロットファームとして、2017年にスタートした長万部アグリ株式会社。農場長を勤める黒川さんにお話をうかがいました。


土地の時間をボトルにつめて
空知ワインのパイオニアが描く地図

北海道の丘陵地で代々受け継いだ農地を活用しながら、家族で営むワイナリー。その言葉の響きに、どこか牧歌的なイメージを抱きながら向かった、三笠市の達布地域。雪の壁の合間を縫いながら、小高い丘を上り辿り着いたワイナリーで出迎えてくれたのは、1人の青年でした。
立体的な視座で語られるワイナリーのこれまでと、これから。目の前に現れた青年から語られる言葉は、ひとつひとつの密度が高く、当初抱いていたイメージはわずか数分で打ち破られます。言葉の端々に垣間見える、目の前の青年が経験してきた時間の濃さ、思考の深さ。
空知ワインのパイオニアとして、三笠市達布地域で20年近くワイナリーを営む山﨑ワイナリーの山﨑太地さんにお話をうかがいました。


五感で三笠を味わえる場を
畑の中のレストランEKARAが目指す未来

北海道らしいのどかな景色が広がる三笠の田園地帯に、ポツンと佇む「畑の中のレストランEKARA」。この地で代々農業を営んできた、三笠すずき農園の鈴木秀利さんが、2019年、自社農園の敷地内にオープンしました。
レストランでは、自社農園で育った野菜をはじめ、地域の食材を使った四季折々のお料理が楽しめ、併設されたコテージでの宿泊も可能。ゆったりと時間をかけて、五感で三笠を味わうことができる場所です。
「畑を感じながら食を楽しむ時間を、たくさんの人に味わってもらいたい」という、オーナーの鈴木秀利さんにお話をうかがいました。


時代がかわっても心安らぐまちに
岩見沢に流れる「ゆあみ」のこころ

岩見沢というまちの名前の由来を知っていますか?
開拓時代に休泊所が設けられ「浴(ゆあみ)」の場であったことから、徐々に転じて、岩見沢になったと言われています。夏は、木々や田畑の緑が美しく、冬は雪が壁のようにうず高く積もる有数の豪雪地帯。自然と共生するまちは、時代が変わっても人々の笑顔があふれています。心身に安らぎを与えるまちは、どのようにつくられていったのか、岩見沢市役所の須田さんと東出さんにお話をうかがいました。


生産者と食卓をつないで100余年
米どころのお米屋さんが紡ぐ価値

北海道有数の米どころ、岩見沢。作付面積、収穫量ともに北海道No. 1をほこります。この地で1915年に創業した(有)山石前野商店は、100年以上にわたり米生産者と食卓をつないできました。五つ星お米マイスターの資格をもち、お米屋さんの新たな価値を創造しつづける、前野雅彦さんにお話をうかがいました。


日本一の真狩ゆり根を100年続くものに。
小さな村の大きな挑戦

羊蹄山の麓にある小さな村、真狩。肥沃な大地と清らかな水に恵まれた地の利を生かし、農業が盛んな村です。なかでも名実ともに日本一を誇るのが「ゆり根」。収穫まで6年もの歳月を要し、大切に育てられます。真狩村を支えてきたゆり根生産のはじまりと、未来に続く物語。ゆり根農家の田村豊和さん、長船寛さん、武田竜太さんと、真狩村産業課長の酒井さんにお話を伺いました。


▶︎取材・ライティングを担当

冷凍保存時の鮮度保持と環境配慮。凸版印刷の技術力

冷凍保管時に酸化による変色や風味の変化が起こってた、畜肉や魚介類加工品などの1次産品。凸版印刷株式会社は、独自の技術で開発した透明バリアフィルム「GL BARRIER(ジーエルバリア)」を用いたパッケージ開発。鮮度保持と環境配慮を両立するパッケージの開発背景と、トップランナーとして見据えるパッケージの未来についてうかがいました。


行き場なき食品を必要な人に。食品ロス解消の新事業モデル

事業者から廃棄予定品を引き受け「エコイート」で販売、慈善団体や生活困窮者への支援をおこない、食品ロス削減と啓発活動をおこなっているNPO法人日本もったいない食品センター。代表理事の高津氏に取り組みの背景や事業モデルについてうかがいました。



▶︎ライティングを担当

たんぱく質を、もっと自由に。日本ハム新時代への挑戦

SDGsなどの観点から植物性たんぱく質への関心が高まる中、食肉業界は岐路にたちはじめています。2030年に新規事業領域で売上100億円を目指す業界最大手の日本ハム株式会社。今後の企業価値や可能性をどのように見極めているのでしょうか。日本ハム株式会社 代表取締役副社長執行役員 井川伸久氏へのインタビューです。


萌芽はあり。シグマクシスが語る日本のフードテック躍進の鍵

日本のフードテック界隈の芽は、2022年以降どのように伸びていくのでしょうか。「フードテック革命」著者で株式会社シグマクシス 常務執行役員、スマートキッチンサミットを主催する田中宏隆氏に、2021年の日本におけるフードテック動向の振り返りと2022年の注目点についてうかがいました。


ベイシア「別海のおいしい牛乳」×八天堂。産地連携強化の背景

ベイシアと八天堂がコラボした「ベイシア 別海のおいしい牛乳使用 くりーむパン」。八天堂のくりーむパンとしては、初の他社PB(プライベート・ブランド)商品を製造する取り組みです。ベイシアの人気商品「別海のおいしい牛乳」を使用し、こだわり抜いたくりーむパンは、どのように誕生したのでしょうか。産地連携を強化したPB商品開発の背景と、商品への想いについてうかがいました。


食品ロスをテクノロジーで解決するには?NECが語る課題

需給最適化プラットフォームなど、食品企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)促進に向けたソリューションを提供する日本電気株式会社に、業界が抱える課題や今後の可能性について聞きました。


使い捨てから脱却。Loopがアップデートする容器の未来


2021年春に日本に上陸したアメリカ発の循環型ショッピングプラットフォーム「Loop(ループ)」。ビジネスモデルや容器のアップデートで目指す未来について、LOOP JAPAN代表のエリック・カワバタ氏にうかがったインタビュー。


捨てるではなく創り変える。循環型容器「edish」

丸紅株式会社から誕生した循環型容器の「edish」。構想から1年でリリースを実現したスピーディな開発背景と、新しい食品容器の未来についてうかがいました。


コスト増でもやるべきことを。紙包材「キットカット」の挑戦

セールスボリュームの大きい「キットカット」の紙パッケージ化をいち早く実現したネスレ。グローバルの方針から1年で製品化を成功させたプロジェクトの背景へのインタビューです。


環境配慮原料×品質保持。両方を兼ねた新・食品容器

SDGsへの意識の高まりなどを背景に、食品容器や包材のリプレイスに関心を寄せる企業が増えています。多様な選択肢がある中、企業はどのような「現実解」を求めていくべきか、長年に渡り容器原料・包装資材を提供している丸紅プラックスのご担当者に、食品容器の現状と同社が提供を開始した新素材についてお話をうかがいました。


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