ごあいさつ

はじめまして、浪枝彩佳です。最初の投稿ですので簡単な自己紹介をさせていただこうと思います。

文章を書くのが好きです。文を書くことしか得意と言えるようなことが無いのです。ちょっとオタクなだけでそれ以外は普通の人だと思っていました。けれどそうではなかったのです。

普通に勉強して、地元では一番の学校に行って普通に大学生になって楽しいオタク生活を送って普通の会社員になって生活していくとずっと思っていたのですがどうにもそんな簡単に事は運んでくれなかった。

大学を卒業して地元の金融機関に就職したのはいいのですがどうにもこうにもうまくいかず、半年で「抑うつ状態」の診断書をいただき休職、半年の休職を経て時短勤務からの復帰を目指してみましたが失敗。退職して半年間のニート生活を送りながら就労支援機関で再就職を試みてなんとか新しい職をするっと手に入れました。

しかしなんとそこはけっこう所謂ブラックだった。ブラックの定義なんて人それぞれです。代表取締役は言いました。「うちは残業はほとんどないからブラックじゃないよ」と。しかしどっこい、毎週6連勤だったのです。外に出るのが何よりも苦痛な私にとってはこれはけっこう大問題です。ひきこもりたい、ひきこもりたい!

私の志望動機も自己PRも聞かず勤務形態やら給与形態やらを一方的に話しただけの面接でしたが次の日には採用の電話をいただきあれよあれよという間に私は実家から引っ越し一人暮らしを始めたのですが、こんな毎日です。シフトの関係で10連勤休みが1日9連勤みたいなこともありました。

そしてある日社長から平たく言えば「やる気がなさそうなのでクビ」と言われました。

私は自身の状態について何も言わず働いていました。10代の頃から希死念慮と抑うつ状態があることを。いわゆるクローズ就活です。今さら言ったところでそのことに理解が得られるとは思いませんでした。むしろ黙っていたことを糾弾される可能性の方が高い。そもそも実はそんな感じのふわっとした理由で試用期間を2か月も延長されていたのです。ここで長く勤めるのは無理だ、直感的にそう思っていたので大人しくその言葉に従って半年で退職することにしました。

気力も体力も尽きていたしなにより貯金をできる程のお給料をもらっていたわけでもなかったのでせっかく始めた一人暮らしでしたが、実家に帰ってアルバイトでもしながら食いつなごうと思い帰郷。

数日後、同居していた祖父の急逝とまあいろいろありましたがバイトをしながら働いていました。

そうしている内に、ふと思ったのです。私ってどうしようもなく社会人に向いていないのでは?と 私の得意なものって、いったいなんだ?と


十数年、物語を綴ることを生きがいにしてきました。これしか人に誇れるようなものなんてありません。

あとこのなんだかどうしようもないこの半生を面白おかしく切り取ってお話することくらいしか私にはできないのではないだろうか。

こうして一念発起し、本格的に物書きを目指してみようと思った次第でございます。現在いろいろと記事制作の仕事を副業的に請け負って物書きレベルの経験値上げ修行をしつつ、4月からのニート生活の再来に備えているところです。

とりあえず今回はここまでということで、ここはブログというかコラムみたいなエッセイみたいなもののために使おうと考えております。私がどんな小説を書くかのサンプルのようなものものちのちお出しできたらいいのですが、今のところ全部公募に出していてお見せできるものがないという状況でして…その辺りはおいおい出していけたらと思います。

それでは、今日はここまで。お読みくださりありがとうございました。


推し事のために使わせていただきます