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女性に対する暴力撤廃の国際デー

PRディレクターのさやです。

今日はついに2021年の手帳を新調しました!
私は手書きが好きなので,いまだにアナログの手帳を使っています。新しい相棒と共に2021年を駆け抜けたいと思います!

さて,今日は明日の国際デー「女性に対する暴力撤廃の国際デー」についてご紹介します。それではいってみましょー!

女性に対する暴力撤廃の国際デー

国際デー当日は11月25日ですが,12月10日までの16日間が女性に対する暴力撤廃のキャンペーンDAYSとなっています。

国連とEUは女性に対する暴力撤廃の取り組みを共同して強化。女性のエンパワーメントを大きく下げる要因の一つが暴力であるとして,暴力撤廃の重要性を訴えています。EUはこの取り組みに対して,5億ユーロを拠出することを決定しています。

女性に対する暴力とは,身体的・精神的な暴力はもちろんですが,教育や妊娠に対する妨害行為も暴力に該当します。

このキャンペーンは,特に女性の行動が制限されている国において,以下のような取り組みが重点的に行われます。
・女性を学校に行く権利を保障する
・家庭内暴力をなくす
・人身取引をやめさせる
・女性や女児の殺害をやめさせる


ヨルダン難民キャンプでの取り組み

さて,では具体的にどのような活動が世界で行われているのか,ヨルダン難民キャンプの例を見てみましょう。ハローキティが実際に難民キャンプを訪れて,現地の様子をレポートしてくれている動画がこちら。

紹介されているのは,難民の女性たちがスキルを身に着けるための職業訓練施設です。シリアに戻ってからも女性たちが職に困らないようにする狙いがあります。

放課後の子どもたちの勉強をサポートしたり,子どもにパソコンの使い方を教える女性もいますが,この施設のメインは裁縫です。キャンプで生まれた子どもたちの洋服を作る作業で,その作業に対して給料が支払われています。毎月200人生まれる新生児の服を作ることはとても重要な任務なのです。

インタビューに答える女性は,「この施設で働くようになり,自分がただの消費者から,生産者になれた。この場所が第二の家になるように祈っている」と答えています。

この職業訓練の施設が,単に職業スキルを得るために場所ではなく,新たな人とのつながりを生んだり,居場所になることがよくわかります。

まとめ

本記事では,女性に対する暴力撤廃の国際デーについてまとめました。ヨルダンでの難民支援の在り方を見ていると,学ぶ場所と働く機会があることが,活き活きと生きるために非常に大切であることがわかります。女性のエンパワーメント向上につながるような,学びと働くことへの自由な選択と,その機会の確保が適切になされることを願っています!今日もご精読いただきありがとうございました。

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