PRディレクターのさやです。

今日はグリーンリカバリーについてまとめたいと思います！あまり聞き馴染みのない言葉かもしれませんが、アフターコロナの時代における世界のスタンダード思考です。お金の集まり方の基準が変わるはず。絶対に押さえておくべき思考です！では、いってみましょー！

グリーンリカバリーとは

そもそもグリーンリカバリーとは、新型コロナウイルスにより大きな打撃を受けた世界経済を立て直す上で、脱炭素社会など環境問題への取り組みも合わせて行おうというアフターコロナ政策の一つです。

経済の立て直しには、政府の資金援助が欠かせない起爆剤の一つですが、せっかく資金を投入するのであれば、環境に配慮した取り組みや持続可能な社会の実現を支援しようという狙いがあります。

この発想自体は素晴らしいのですが、一方で、新型コロナウイルスからの復興で精一杯で持続可能な社会への変革にさくエネルギーがないのでは？という疑問もあるでしょう。

しかし、持続可能な社会への取り組みであるグリーンリカバリーが今後の経済成長に確かにつながるという発表を国際エネルギー機関（IEA）がSustainable Recoveryという報告書の中で発表しました！

Sustainable Recoveryの内容

具体的には以下の通りです。

Our Sustainable Recovery Plan shows it is possible to simultaneously spur economic growth, create millions of jobs and put emissions into structural decline.

（私たちの持続可能なリカバリー計画は、経済成長を促進すると同時に、何百万もの雇用を創出し、排出量を減少させることが可能であることを示しています。）

This plan can add 1.1 percentage points to global economic growth each year. It would boost the annual growth of developing countries by around 1.3 percentage points and lead to global GDP being 3.5% higher in 2023 than it would have been otherwise.

具体的には、世界のGDPを年平均で1.1％増加させることが可能だとしています。

まとめ

今日はグリーンリカバリーの概要についてまとめました。いつか必ず来るアフターコロナを見据えた上でも非常に大切な考え方です。特に今回ご紹介したIAEのレポートは、持続可能な社会への取り組みと経済回復が両立することを教えてくれています。明日以降は、各国のグリーンリカバリー政策について詳しくみていこうと思います！今日もご精読いただきありがとうございました！