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自分の名前が好きになってきた話

こんにちは、PRプランナーのさやです。

いきなりですが、みなさんはご自分のお名前が好きですか?

私たち一人一人が必ず持っている名前。当たり前すぎて普段は気にとめることも少ないでしょう。私も御多分に洩れず、日々の生活の中で自分の名前に思いを馳せることはほとんどありません。しかし、そろそろ20代後半に差し掛かり、自分の子供が生まれたらどんな名前にしようかな?と考えることが増えてきました(単なる妄想)。というわけで、今日は名前について考えてみようと思います。

そもそも、名前とはなんでしょうか

子どもの基本的人権を国際的に保障するための取り決めである子どもの権利条約第七条に、このような記載があります。

「児童は、出生の時から氏名を有する権利及び国籍を取得する権利を有するものとし、また、できる限りその父母を知りかつその父母によって養育される権利を有する。」

出典:「児童の権利に関する条文」全文https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/jido/zenbun.html

まさに子どもが名前を持つ権利を明記されているのです。その人がその人たる人格を形成するための最も根本的な要素が名前だといえるでしょう。基本的には、人は与えられた名前と共に一生を生きていくことになります。

完全に余談ですが、大学時代の同級生に、「僕の親父が、名前はあくまで個体識別番号だからなんでもいいぞ!担当してくれた産婦人科の先生の名前にしよう!って言ったから、本当に僕は担当の産婦人科医と同じ名前なんだよね!」という人がいました(ファンキー!)。

名前を好きになれない時代もありました

ちなみに、私の名前は「彩花」と書いて「さやか」と読みます。今でこそ大のお気に入りですが、中学生までは自分の名前をあまり好きになれませんでした。テスト用紙や宿題など、事あるごとに名前を書かなければならない学生時代は、特に名前にコンシャスだったのかもしれません。

私が名前を気に入らなかった理由は2つあります。1つ目は「さやか」という響きがやや淡白に思えたからです。もっと女の子らしい、可愛らしい名前に憧れていました。「まりあ」や「れい」などが当時の私の理想的な名前でした。

2つ目の理由は、読み方を絶対に間違えられて、訂正しなければならないからです。初対面の方には100%「あやかさん」と呼ばれます。「いえ、さやかと読みます」という返答を少なくとも10000回はしてきたに違いありません(筆者の概算)。誰が読んでも間違えない名前だと楽なのになと思っていました。

名前を好きになったのはいつだっけ?

そんなこんなで、自分の名前を愛せなかった私ですが、時は流れ、気がづいたら自分の名前が大好きになっていました。今ではこの名前以外考えられません。

でも…いつから好きになったのか、その潮目は全く記憶にございません(キッパリ)。

ただ一つ覚えているのは、高校時代の友人に「彩花って綺麗な名前だよね」と言われたことが、とても嬉しかったのは覚えています。自分が名前を好きになったことと関連しているのかいないのか、名前を好きではなかった中学生までは苗字をもとにしたあだ名で呼ばれていましたが、高校生からは「さや」「さや姉」など、「さやか」から派生した呼ばれ方しかしなくなりました。不思議なものです。

自分の名前を褒めちぎろう!

最後に、今でこそすっかり自分の名前のファンになっていますが、やっぱり当時は好きになれず悩んでいた時もあったので、そんな10年前の自分に向けて、そしてもしかすると昔の私のように、「彩花」や「さやか」という名前を心から愛せない方に向けて、この名前の素晴らしさを2つ書き留めておきます!

1つ目、「彩花」という漢字は非常に美しい

彩の花です。

実写化するとまさにこれです。

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美しすぎる。最高。

2つ目、「さやか」という響きはサザンの歌詞に登場します!

止めど流る清か(さやか)水よ

名曲「TSUNAMI」にする「清か水よ〜」は漢字の通り清らかな水という意味です。漢字は違いますが、歌詞を見ずに聞くと完全に「さやか」です。万歳。

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「彩花」という名前、気に入っていただけたでしょうか。人生を共に歩む見えない相棒に、焦点をあててみた1日でした。

ご精読ありがとうございました。感謝を込めて。




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