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新型コロナウイルスが人々の購買・思想に与える影響とは?

PRディレクターのさやです。

ベランダに大きなクモが一匹いるのですが,スパイダーマンはこういうクモにかまれて糸が身体から出るようになったのかとしみじみ考えてしまう今日この頃です。#アンドリュー・ガーフィールドとエマストーンの組み合わせが一番好み。

さて,今日は新型コロナウイルスが人々の購買意識に与えた影響について,考えます。

新型コロナウイルスの現状

日本では落ち着いた様子が続いている新型コロナウイルスですが,世界全体でみると感染者数は依然として加速的に増えています。特に欧州では第一波を上回る数の新規感染者数を記録している国も少なくありません。

ドイツでは10月22日朝までに24時間以内の新規感染者が1万人を超えました。これはドイツにおいてはじめてのことです。夜間の外出禁止令を再び出した国も少なくなく,以前として世界はパンデミックと戦っています。

新型コロナウイルスが人々の行動をどのように変えるか

このような世界的な脅威を受けて,世界がどのように変化しているのか,各社様々なリサーチを行っています。今日ご紹介するのは楽天インサイト株式会社が行った「サステナブルな買い物に関する調査」という分析です。
調査概要は以下の通りです。

調査エリア  :全国
調査対象者  :20歳~69歳 男女
回収サンプル数:1,000サンプル
調査期間   :2020年5月26日(火)から5月28日(木)
調査実施機関 :楽天インサイト株式会社

この調査によると,新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けて、「サステナブルな買い物」に対する意識に変化があったかという質問に対して,強まったと思う」「やや強まったと思う」と回答したのは全体の32.9%。なお,同様の回答が最も高い性年代は,女性20代で41.8%でした。

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出展:楽天インサイト(https://insight.rakuten.co.jp/report/20200624/)

また,「新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受ける前に、重視していたこと」「新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けてから、今後(も)重視していきたいこと」に関しての質問項目においては,以下のような変化が見られました。


「個人の幸せだけでなく社会全体のことを考えていきたい」と回答した人は7ポイント増加。「穏やかで静かな生活を送りたい」と回答した人は5ポイント増加しています。また、「家族とのつながりや時間を大切にしたい」、「デマやうわさに惑わされないようにしたい」、「社会問題に関心をもっておきたい」などの項目もそれぞれ上昇がみられました。

まとめ

企業として,フィジカルディスタンス(国連ではソーシャルディスタンスではなくフィジカルディスタンスという文言を用いています)やマスクの着用など,すでのニュー・ノーマルへの変化には俊敏に対応しやすいと思いますが,さらに人々の意識変化を的確に捉えた上でのマーティング戦略が求められます。パラダイムシフト(個人的には4月ごろに予測していたほどのパラダイムシフトは起きないように思いますが,それでも大きな変化といえます)を起こした社会において,既存の方法ではなく,新しい時代に沿った,あるいは新しい時代を牽引する戦略が不可欠です。








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