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身体の距離と心の距離

コロナの影響があり
通年なら定期的にお会いしていた方や
打ち合わせをしていた方と

久しくお会いしていない時間が流れ
思い返してみると
春・3月頃からお会いしていなかったな・・・と。

最近、いろいろとイベントを企画したり
来年に向けての教育カリュキュラム等
作成のタイミングになってきたので
いろいろな人が事務所を訪ねてきてくださいます。

皆さまとお話していると
共通の想いがあることを感じています。

コロナの影響で、お互いの価値観を
「共有していく」ことの難しさを話してみえた。

例えば、私の仕事でいくと
9月頃から会社から単体で受けている
セミナーのご依頼は、ほぼ以前と同じように
会社に伺って開催していて

三密の状態を避けて
消毒をして会場の換気を充分にし、

セミナー会場でも細心の注意を払って
セミナーを開催していますが

以前のように自分の活動を
SNSへUPすることは、
なかなかできないなぁ~と感じています。

それは、
「セミナーを開催する」
「人が集まる場所へ行く」
「集まってトレーニングしている」
ということを目にした時に
良く思われない方もいることを
感じているし、いつも葛藤があるところです。

”集まることはできない”
でも、”学びは止められない”

”最善の注意を払う”
でも、”リスクがある”

私自身は主催される方や
講師として呼んでくださる
経営者の方のお考えの下、動くことが
自分の立場上、重要だと思っていて

経営者の方が「やる」と決定されれば
そのお考えに沿うつもりでいます。

皆さんで集まってワークショップスタイルで
セミナーを開講する私のスタイルは

グループワークなどだと
受講生の方々が集中して
時間が経過していくと夢中になって
自然と5.6人の方々が円の中心に集まってしまう。

人は、人の話を聴く時、興味があったり
もっと、聴きたいと思うと前のめりになっていく・・・

これは、自然に無意識に
前へ、前へ身体が出ていき
非言語コミュニケーションにおいて
相手の話をもっと聴かせてほしい!という
姿勢になる素晴らしいことで

その姿勢を無意識ではなく
意識的に作り上げるために

面談トレーニングなのでは
面談者に話し手が話している話を
聴きながら、話が進んでいったら

少しずつ、前に身体を持っていき
「もっと、話が聴きたい」ということが
相手に伝わるように前へ動くという
非言語アプローチをするように
トレーニングしてきたのに、

でも、今は、それがNGとされてしまう・・・

グループワークに夢中になり
自然に、みんな側の中心に集まり
頭を突き合わせてワークをする姿。

これは、セミナー会場で行われることで
非日常であるけれど

このようなコミュニケーションが
会社やお店の中でMT中に行われていたら
その日のMTは成功であることは
間違えがないと思っています。

全員が、課題に向かって進んでいき

問題を解決したいと強く想い
前のめりになっていく・・・。

前のめりになり相手に近づき
相手との身体の距離が近づくことは
心の距離が近づくことなのに

それができない今、
身体の距離は心の距離になる気がしてならないです。

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