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久しぶりに映画を見たら「HSP気質も悪くないな」と思えた話

こんにちは、sayamoです!

タイトルにもあるように、今日とっても久しぶりに映画鑑賞に行ってきました。
リアルに2年振りとかだと思う……

決して映画が苦手という訳ではなくて、なんなら「リトルマーメイド見たいなぁ」なんて、つい最近も思ってはいた。

が、極度のインドアで、なかなか重い腰が上がらず……



そんな重い腰をようやく上げてくれたのが、宮崎駿監督の最新作『君たちはどう生きるか』だ。

(直接的なネタバレは含みませんが、ここから先では映画について書きます。)


本作は、いわゆる『となりのトトロ』や『千と千尋の神隠し』のような “THE ファンタジー“ とは少し違う印象。


主人公の心情は私たちが日常で感じるのと同じようなやけに現実的なもの、なのにストーリーは非現実的なファンタジー。鳥は喋るし、人が溶けたり火を操ったりする。

心情は現実的で、情景はファンタジー“  なのが特徴的な作品だと私は感じた。


そして、そこには「1つの正しい解釈」ではなく、見る人によって感じるものや想像することが違う「様々な解釈」が存在すると思った。

「あの扉の先は繋がっていて、そういう場所なのかな……」
「この建物自体が、何か意味を持っているのかな……」

1つ1つ説明があるわけではない世界を、自分なりに考えて理解しようとした。
エンドロールでは目頭が熱くなりながら、どうしてこの映画が生まれたのかと思いを巡らしてみたりした。



実際に見たものや聞いたもの以上に、感受性を強く持ち物事を熟考するのはHSPの特性。

日常生活ではその特性が「考えすぎ」に繋がり、マイナスになることも多い。

一方で、映画について熟考したり、見た後の余韻を長く楽しめることはとてもプラスな面であると感じた。




悲しいニュースをしきりに思い出したり、相手の目を気にしすぎてしまったり……
最近HSP気質であるがゆえに「しんどいな」と感じることが重なっていた。


けれど、今日こうして映画を楽しめたことで「HSPも悪くないな」と少し明るい気持ちを取り戻せた


せっかくなのでこれを機に、もう少し腰を軽くして映画鑑賞を趣味にしたいなぁ。


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