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立場が逆になって痛感したこと


ここ最近、7歳の長女から

「ママ、ダイエットしたら? お腹出てるよ」

と言われます。

きっかけは


私が10年以上習っているフラダンス教室での出来事。

久しぶりにステージ衣装をみんなで作ろうという話になりました。

ここ2年ほどはステージというステージはなかったのですが、

来年はまた舞台に立てるかもという希望的観測もありました。


一旦、シンプルな白のノースリーブシャツを全員で揃えることに。

試着用のサンプルが届いた日、試着をしてみると生地が薄くて

下腹ぽっこりが目立つではありませんか、、

そして、産後出べそになってしまったこともあり、

とにかく腹が目立ってしまうのです。


その場にいた長女も、なんだか気まずそうな顔で見ています。

その日から、度々ダイエットを勧められているのです。


昨夜、リビングにヨガマットが敷かれており、

「今から腹筋するよ」

と言われました。

その時は、私も元気だったので、

「よし、やろう」

と張り切って言いました。


しかし、数年ぶりの腹筋。

「1,2,,3,,,,4,,,,,,,,5」

5回で疲れがでました。

「ふう~っ」と言いながら起き上がると、

「次は、フラダンス」

と言って曲をかけてくれます。


あわてて、習った振り付けを踊ります。

踊り終わると、

「3回間違ったから、もう一回」

と言われ、また曲が始まりました。

<次は会心の出来や~>と思って長女の顔を見るも

「まあ、できたね。じゃあ次はダンベル。」

と言われ、<なんというスパルタ。もっと褒めてくれてもいいのに>

と思いました。


よくよく振り返ると、「これって私が長女にやってること」

って立場が変わってみて痛感したことでした。

私が感じた気持ちを、子どもも感じているんだなと改めて思ったのです。



私が感じたこと

1,「ありのままの自分」を認めてほしい


ダイエットを勧めてくれているのも、

私のためを思って言ってくれていると思います。

<他の人と比べて私が恥をかいたらかわいそう>

と思ってくれているかもしれません。

ただ、私の気持ちは

「腹の出てるママでもいい。出べそでもいいって言ってほしい」

という気持ちがありました。

「ありのあまのママ」じゃダメなのかな。

「私のこと、恥ずかしいと思っているのかな」と思っていました。



2,できたとことを見て欲しい


間違えたところを指摘されて感じたのは、

「出来てたところもあるよね?」でした。

できたところ、良かったところをもっと見て欲しいし、

褒めてほしいと思っていました。


3,これがずっと続くと思うと憂鬱


良かれと思ってノートにトレーニングメニューを書く長女。

「え、、明日からもやるの??」

「いつまでやるの??」

と憂鬱になりました。

長女作「ダイエットノート」



4,それでも変わりたいという気持ちもある


そんなグダグダ言っている私の中にも、

「お腹をへっこめて、きれいに衣装を着たい」

という願望はあるのです。

ただ、そこに行くまでの気持ちがすっきりしないと

奥にある願望が出てこないんだと思いました。


逆の立場でやっていること


これって、日々の宿題の中でのやりとりの中でもありました。

計算が苦手だから、もっと問題をさせようとしたり、

できなかったことを何度も繰り返したり。

もちろん、勉強についていけなくなるとかわいそうとか、

どんどん難しくなっていくから、今が大切とか、

本人のためという気持ちもたくさんありました。


でも、「そうか~娘もこんな気持ちだったのか~」と感じたので、

これからはもっと気持ちに寄り添ってあげたいなと思いました。

ありのままを認めてあげる、褒めてあげる。

その中で本人の奥にある「願望」が出てきたらいいな。

その時にサポートしてあげられたらいいなと感じました。


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