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夏の女性装の難しさたるや…

6月末から7月にかけて、鬱の底辺期の期間がすごく長かった。

たぶん私としても初めてだったと思う。

原因を色々と考えながら主治医と話したり、ジェンダークリニックのカウンセラーと話したりしているうちに、ふと思い当たることがあった。

そう、私にとって、完全な女性装で夏を乗り切るのは初めてだったんだ。

だから、髪もアクセも何もかも、顔から上のケアに励んでいたのは、たしかに秋から冬にかけて。そのまま春を迎え、コロナで外出禁止になった。

そうして6月になり、久しぶりに出勤する日々が始まって、暑くなり夏服にロッカーの中の服を入れ替えたりしていくうちに、ふと気づいたんだ。

「……私って……夏服、似合わない……」

・競泳をしていたせいで肩幅がある。いかつい。

・だいぶ衰えたとはいえ、発達した胸筋。サプリメントで脂肪がついてふくらんできた胸の膨らみ具合が、肩幅のせいで歪に見える。薄着でブラをしていると余計に見た目がおかしい。

・ワンピースを何着かチャレンジしたけど、ピタッとした、体のラインが出るものは速攻でお蔵入り。

・冬服のときもそうだったけど、ミドル丈のスカートは危険だと思った。醜い。自分が。マキシマム丈万歳。

夏は、夏なりの「誤魔化し方」を身体と経験で覚えないとダメだと痛感した。本当に鏡に映る自分が嫌だった。でもそれに気づけたのは僥倖だったにちがいない。そうでなければ、いまだに、具体的にどこが気に入らなくて、それは足し算と引き算でどうにかなる(誤魔化せる)のかどうか、少しでも自分なりに自己嫌悪度合いがマシになる可能性がある、ということに気づけず、ずーっと寒い季節になるまで原因が分からない落ち込み・自己嫌悪・自己の性別嫌悪から抜け出せなかったと思う。

やっぱり、季節を何周かしてみないと、ファッションって分からない。髪型だってそうだった。伸ばしてた当時、似合ってると思い込んでたけど、その時の写真を見返すと、美容院で綺麗に少しずつ切ってもらいながら伸ばすべきだったと思える。伸ばしっぱなしは当然ダメだった。当たり前だよねー…。

ちなみに今はショートボブにハマってるので、イヤリングを楽しんでる。楽しい。ヘアアイロンかけると、自分が好きになれると気づく。

きっと、夏に限ったことじゃないけど、男女の骨格や筋肉、脂肪の付き方が違い過ぎる生来的な理由のせいで、そのまま異性装をしても当然ながら似合う着こなしはできない。そうするためには、ちょっとした工夫・ノウハウが必要なんだろうと思っている。

どなたか夏の女装、一緒に研究しませんか?(割と本気です)


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