【昨日行った読書会についてメモ】

■読んだ本

アニー・ディラード/本を書く
https://www.komodo-books.com/?pid=120829300

▼何回やっても自己紹介はヘドモドする。

△喋るのは好きだけど、一斉に注目を浴びるのは苦手。

▼小学校の頃、国語の音読の時間がめっちゃ好きだったなぁと思い出した。

▼1つの文章に対して、「皮肉だ」と思う人もいれば「リスペクトから来る褒め言葉だ」と思う人もいる。

△解釈の違いが面白い。

▼私がスルッと読み流したところが引っかかったり、深い意味を見い出す人がいる。

△例えば、〘部屋の隅のテーブルの上には、しょっちゅう変わる読みかけの本〙という部分が、「私と一緒やん!!」と嬉しくて、その他の部屋の描写は私はかなりスルーしていた。

▼私の言葉足らずで伝わってないなぁと思ったシーンがあったけど、感情が先立って上手く言える自信がなかったから止めておいた。

△そういうところ、普段からあるぞ。
エエンカ。

▼緊張すると唾が出る。普段出来てることが出来なくて焦る。

▼慣れ親しんだ場所でも、暗闇の中で手探りで歩くのは怖いらしい。

△「誰もいないからこそ、ほっとして、暗がりが楽しいんだよねぇ」と思った私は変わってるのかな?自宅の玄関の灯りが切れてから随分経つけど、慣れてきてこのままで良いかなぁと思ってたりするんだけど…。

▼この本は、映画で言うとドキュメンタリーに近いのかなぁと思った。何か意味のあることを言っている様で言っていない様な、意味の無い断片的な連なりにこそ、意味があるのか。

△そういえば、断片的なものの社会学、という本が面白かったなぁ。暇と退屈の倫理学にも通じるものがあるかも。

▼昨日の読書会で一番響いた文章は、

〘良い日々というものには事欠かない。一方、良い人生というほうは稀である〙

▼読んで、頭をフル回転させて感想を言い合った後に、煎茶とお菓子でのんびり心がほぐれる時間も、好きだなぁと思った。

△「今まで飲んだことのないお茶の味がする。これは何ぞや…」と思っている間に飲み終わってしまいまんねん。

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