朝起きると、ふくらはぎが痛かった。
「なんだろう…？」
どこかでぶつけたのか？　しかし両足だ。水分不足だと足がつるという。それだろうか？…などとぼんやり考えながら午前中を過ごした。
うかつなことに、ようやく午後になって、
「あ、きのうの東京ドームだ」
と気がついた。

前日（２月18日）、東京ドームで「オードリーのオールナイトニッポンin東京ドーム」があった。あちこちで報道されたのでご存知の方も多いだろう。東京ドームに５万3000人、ライブビューイング・配信を含め、合計16万人が参加してくれた。むろんその他に、当日さまざまな事情で参加できず気になっていた方もいっぱいいらしただろう。その全員が作った大成功だと思っている。ありがとうございました。

さて、その現場だ。なにせドームは広い。野球場だからあたりまえだ。その中を、リハ・本番を含め一日中あちこち動いたせいでの筋肉痛だったのだ。

こういうイベントは、ふつう作家は当日たいしてやることはない。
リハではステージ上で出演者や演出家、舞台監督などと動きの確認をし、問題点があれば修正する。あとは客席のあちこちに座って「ここからはどう見えるか」をチェックするくらいだ（それだって、実はたいしてやることがないからポーズでやっている一面はある）。
本番は、基本は舞台袖にいてただ見てるだけでいい。
しかし今回は、番組スタッフも一部出演者としての役割がある。自分たちの動きの確認もいろいろあったのだ。