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みんなが気になる?美容外科の話し

美容外科ってどんな時に行くの?

「美容外科」といえば「整形」という貧困なイメージしか持ち合わせていなかったワタクシ。
だけど気がつけばこれまでに3件の美容外科に行ってみる経験をしました。

行ってみたら怖いところではなかったし。
イメージも変わったので、ここは皆さんとシェアしておきたいな!という事で、書いてみようと思います。

  1. 眼瞼下垂の手術のために行ったY美容形成外科

  2. コンテストのスポンサー巡りで行ったB美容形成外科

  3. 粉瘤の手術とフォトフェイシャルで行ったA美容形成外科

眼瞼下垂って若くてもなるの???

私が自分の眼瞼下垂に気がついたのは、本当に些細な一言。
写真を撮ってくださったカメラマンさんに
「カメラをグッと力強く見つめて」
と言われた時に、ふと『わたし、目に力入れるってよく分かんないんですよー。歌の時にもできなくて』と話したら…

「あー、それってもしかして眼瞼下垂かも?前に同じこと言ってた人が手術してたよ」

えええええ?
眼瞼下垂?
それっておばーちゃんがなるやつでしょ?
瞼が重くなって開かなくならやつ。
私まだ40代だよ?????
と、その時は気にもしなかったんですが…
後から気になって調べたら、そんなこともないらしい。

眼がん瞼けん下か垂すいは、まぶたが下がってきて見にくくなる病態です。いつも眠たそうに見えたり、 肩こりや頭痛の原因になることもあります。 中には、生まれつきの眼瞼下垂のために弱視 が懸念される患者さんもおられます。

そう。
目が開けにくいだけじゃなくて、頭痛や肩こり。
そして何より「開きにくい」という感覚。

これは一度検査してもらおう!
でも…この時点で私が知っている美容外科は、テレビのCMでうたわれてる「ホニャララ美容外科〜」しかない…
ので、とりあえず行ってみることに。

簡単な検査をして開口一番!
「うん!眼瞼下垂だね!」
えっ!!!!!!
そんなにあっさり?????

あまりにあっさりしすぎてて、そして手術の話までトントコ進んでしまって、何だかついていけず。

セカンドオピニオンを取ってみることに。

保険診療もできる美容形成外科

眼瞼下垂なら、保険診療もできるところがいいんじゃないか?
保険適用になるにはかなり症状がひどくないと難しいのは知っているのだけど、それだけのことができるところの方が安心そう。

今回はネットで色々調べて、1時間くらいで行けそうな丁寧に色々説明してある病院に白羽の矢を立てた!

めちゃくちゃ丁寧な診察

すごく話をちゃんと聞いてくれる先生で、キラキラすぎない看護師さんたち。
ここで手術がいいな!と思い、眼瞼下垂の手術をすることに。

保険は使えなかったけど、後悔はなし。

ちなみに、美容皮膚科というのは、皮膚を綺麗にすることが目的の病院。
美容形成外科というのは、手術などの技術を用いて、その人のお悩みを解決するところ。
らしいです。
そんな違いも初めて知りました。

術後1ヶ月目くらい

この手術の時、先生が私を麻酔で寝かせてしまわないために、いろんな話をしてくれて。
それがすごく面白かったのです。

綺麗に縫ってあげてって言われるんだよ

中でも印象的だったのが…
・美容形成外科では、電気メスを使わない
という話。

先生曰く。
電気メスを使うと、必ずケロイドになる。
普通の手術は、表面はメスで切る。
中の方は血を止めるためにも電気メスで切る。

だけど僕たち美容形成外科では、どんなに血が出てもメスできるんだよ。

だってね。
中がケロイドになってしまった電気メスの傷は、絶対に綺麗につかない。

よく病院で、帝王切開の人の時に呼ばれてね「せめて綺麗に縫ってあげてほしい」って言われることがあって。

でも僕たちからすると、綺麗に切っていないものを綺麗に縫うことなんてできないんだよ。
だったら切る時に呼んでくれよ!って思うんだよねー。

しかも「あ、これは営業だけどね。今君の顔にあるシミは全部消せるからね。いつでもきてね!一度できたシミはね、化粧品とかでは消せないからね。あれは化粧品を売るためのお話し。」
そんな話を聞きながらの手術。
なかなかにシュール。

眼瞼下垂の手術はダウンタイムも含めると3ヶ月くらいは違和感があって。
半年くらいは腫れぼったかったなー。
でも、目の開けにくさを思うと、手術してよかったな!と思う。

ただ、心外だったのは…
「美容整形したの?二重にしたかったの??」
「前のままで良かったんじゃない?」
「手術したこと、公開しちゃって良かったんですか?」
と、言われること。

手術しなくてもいいのに、可愛くなりたくて手術した

と、思われることに抵抗があったのですねぇ。
今となっては『そんなの言わせとけ!』と思いますが…その当時は嫌だったなー。

コンプレックスがあって、それによって自信が持ちにくいなら、手術くらい受けたら良いよ!
(外見のコンプレックスは痩せたら解決することもたくさんあるから、見極めは大事!)

と、今では思ってます。

でも、この一件で、ずっと困っていた足の色素沈着とか、ほっぺのシミのようなアザとか。そういうのも何とかなるんだな!という希望を持った。

綺麗な人はみんな打ってるわよ

そう言われてびっくりしたのはB美容外科。
ヒアルロン酸注射を打つのなんて当たり前!
そんな考えもあるんだなーと。

そして、大学生から妙齢の方まで。
みんな割と簡単に打ってる。という事実を知ったのでした。(2年くらいで吸収されるので抵抗感が薄いね)

断りきれなくて分からないくらい打ってみましたが…お産より痛かったんじゃないのかな…みんな強えな!と思う。

ここは「綺麗になるためなら何でもするぜ!」という強い意志がある人が来たら良い場所なんだな…と、おいらなんて…と、場違い感が強すぎたのでした。とほほほほ。


粉瘤のできやすい体質

父親も背中に粉瘤ができて手術した跡があったのですが…
私は2度目。
1回目は20歳くらいの時に、お尻と太ももの境目に粉瘤ができてしまい、化膿して皮膚科で手術することに。

アテローム(粉瘤・ふんりゅう、アテローマとも呼ばれます)は、皮膚の内側に袋状の構造物ができ、本来皮膚から剥げ落ちるはずの垢(角質)や皮膚の脂(皮脂)が、袋の中にたまってしまってできた腫瘍(嚢腫)の総称です。 たまった角質や皮脂は袋の外には排出されないので、時間とともに少しずつ大きくなっていきます。

今回手術したのは左肩。
ここ何年かで大きくなっていったのでした。
洋服の襟元から常に見える場所なので、ここは絶対に美容外科に行くべき!!!!!
これはすぐに確信して。

ついでに、頬のシミとアザも何とかしたい…という事で、保険適用のできるところへ。

手術のための診察ついでに、1回目に行った時にフォトフェイシャルをやってもらいましたが…

痛いよーーーーー。
痛いよーーーーーーー。
輪ゴムでパッチンパッチン弾かれる痛みって…
本当に痛い…………

ピーリングは痛すぎて途中で断念。

でも1回でシミは結構薄くなりました。
ただし、赤くなったり、かさぶたになったりするので、基本的には1週間くらい大事な用事のない時に。

私みたいに写真撮影の前にやって、メイクさんを泣かせてはいけません。
良い子のみんなは真似しないでね!


さてさて。
粉瘤は、でっかいニキビみたいなもので…

割と、お客様に発見すると中身を押し出していくのを繰り返して…そのうち袋がぺったんこになって消滅する…のも何度も見ているのですが…

いかんせん、場所的に自分ではできず。
ケイさんには『なんか鉛筆の芯みたいなの刺さってるみたい』と言われて、それ押し出してくれたら良いのにー!と言っても怖がってやってもらえず。

でも、手術で取ってみたらかなりご立派!!!!
(閲覧注意!)

目玉のオヤジみたいです


1.5〜2センチくらいありました。
これは手術で取って良かったですねー!
化膿してたら大変でしたね!
と、言われました。

そして、一応生検へ。
癌だったら困っちゃうからね。

ここの先生も良い方だったのだけど…
何となくフィーリングが合わず。
フォトフェイシャルの続きはどうしようかな…と、悩み中。

共通して言われたこと

3つともに共通して言われたのは…
「眉毛のところのホクロ、取らなくて良いですか?」
というもの。

美容外科的には気になるのですね…

私は、眼瞼下垂の手術の時に色々言われすぎて
「機能的に困っていない物を手術する」
のに、ちょっと疲れてしまっていて。
今のところしなくて良いかなぁと思っておりますが…

何年か経ったら考えが変わっているかもしれません。

皆さん口を揃えて「シミよりそっちの方が、顔の印象変わりますよ!」と。
うううううん。悩むわー。

どんな美容外科がいいの?

結局みなさんここが一番気になるのかなと思うのですが…

・保険を使わない事しかしないなら、保険適応じゃなくてもいい。
・先生とコミュニケーションが取りやすい。
・押し売りじゃなくて、困っていることを解決できる提案をくれる。
・ちゃんとリスクも説明してくれる

そんなところがいいんじゃないかなーと。


あと、大切なのは…
一度できたシミは化粧品では消えない
という事実を忘れないこと。
化粧品は予防はできるけど、できたものは消せないので。

お肌に良いビタミンは?

私はビタミンDを体内でしっかり作りたいから、日焼け止めは極力塗りたくない。

だとしたら、もう日焼けとシミはある程度受け入れてこう言ったケアを取り入れていくしかないのです。

あとは、しっかりタンパク質とビタミンc  をとって、コラーゲンを生成すること!!!!!
コラーゲンを飲んでも効かないのよ。
カラダのタンパク質が足りていなければ、コラーゲンとっても優先的にお肌に回ってくるわけじゃない。

おかげさまで、年齢不詳と言われるくらい、肌にはハリがあります。^_^
痩せてもシワシワにならないのは、ちゃんと食べてるから!です。

これからどうする?

私は足のあざ(広範囲)と、右頬のあざを治したいのでやはり、眼瞼下垂の手術をしてくれたY先生のところにお世話になろうかなと思ってます。

ちなみに。
美容外科、美容皮膚科は当然高い。
それはやっぱり機械が高いから。
そして、手術以外1回でどーこーなるもんではない。
特にシミ、肝斑などは、何回も通う必要がある。

なので、大抵のところは回数券があったりするようです。
押し売りをしてこない!というのも大切な通いたいポイントなのですが…
ちゃんと効果が出る回数を勧めてくれるのも大切。

やったけど、いまいち効果を感じない…ってのが一番もったいないよね。

例えば私の右の頬のあざは、シミに見えるアザ。
だけど、あざならばシミよりも何度もかかるし、周波数も違う。

何回かフォトフェイシャルを受けて、冬になったらレーザーを当てるのか。

一刻も早くレーザーを当てるのか?

は、先生のセンスや、自分の懐具合に合わせて選ぶことになる。
「どう選んだらいいか分かりにくい」と言われる所以なのかなと思う。

どっちでも、自分の願い(アザをとりたい)は最終的には叶う。
だから『自分が何を一番に考えたいのか』(スピードなのか、痛みがない事が大切なのか、懐具合なのか)を相談できるお医者さんが良いお医者さん。という訳なのよね。

右足のアザはファンデーションで隠してます

この足のアザねー。
一番ストレスが大きかった頃に、掻きむしって色素沈着しちゃったものなのね。
皮膚も硬くなって。
一時は毛も生えてこれなかった。

今となっては見かけるたびに『ああ、あの頃大変だったねー!』と、自分を労るきっかけになるのだけれど。
素足が大好きなワタシとしては、このアザはあると一々説明しなきゃいけなくて何だか大変。


メイクで隠せるものなら気にならない。
だけど足って普段メイクしないしね。

最初の方にも言いましたが…
世間の無言の圧力
困っていない物を手術することなんてないのでは?という意見。

確かにね。
必要はない。
けど、それによって何だか気にしてしまうようなら、さっさと科学のチカラに頼ったらいいと思うのよ。

という訳で。
美容形成外科は、そんなに怖いところじゃないよ。
自分にとっての「良い病院」が見つかると良いですよね!^_^

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