誰かの評価のための庭ではなく、自己充足と循環のための庭つくりへ
主宰しているおしばな屋ホームページの紹介文です。
コツコツ積みあげてきた庭を、リセットすることにしました。
そんなことになるだなんて、一年前のわたしは予想もしていませんでした。
昨年秋に出会った、花音の森堀さんのお話は、自然農に出会って体感してきたことの総まとめでした。
たくさんのブロックやコンクリートや、植えた植物が増えたことで、土が酸欠状態になっている。だから土が硬くて、植物にとって過酷な環境と聞いてしっくりきました。
なぜなら、保育や子育てでも自分との対話でも、環境(土)が重要だと実感していたし、育てたい植物はグラウンドカバーの草にのみ込まれてどんどん消えてしまっていたから。
いい庭とは…?
ブロックやレンガで花壇や歩道があって、色とりどりの花が咲いていて、芝はきれいに整っている…というイメージが、無自覚に埋め込まれていました。
だけど今、求めているものは見栄えが整っていることではなく、自然や植物が自然のままでイキイキとしていることや草や剪定した枝を循環できる仕組み。
木の葉がそよぐ光景を眺めながら食事をしたり、ふかふかの土の上を裸足で歩いたりしたい。
向かいたい方向がはっきりしたら、リセットすることに恐れはなくなりました。今まで積みあげてきたものが見えなくなっても、なくなるわけではないから。
もうひとりで頑張らなくていいんだという安心感と、ワクワクでいっぱいです。
工事の内容は
①土の改良(微生物を入れたり、空気を送り込む穴の設置)
②物置きの移動と風よけフェンスの設置
③植栽(今ある木を生かしながら、周囲の目線を遮るために増やします)
④レイズドベッド作成(野菜栽培のための仕組み)
⑤立水栓交換
など。
通常の庭によくある花壇、踏み石、芝がありません。
雑草を芝代わりにします。だけど、手入れは簡単になります。
庭の変化はおしばな屋Instagramのストーリーズで更新していきます。
興味のあるかたは、覗いて下さい。
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