見出し画像

大人だって、親だって、自分の部屋(スペース)がほしい!

家を建てたときにこだわった場所のひとつが、リビングとキッチンの間にあるスタディーコーナーです。

息子が小学校に上がるタイミングでの家作りだったこともあり、楽しく学習してほしいな。
家事をしながら子どもと触れ合う時間を楽しみたいな。そんな思いで作りました。

こだわって作ったその場所は、料理を作りながらその日あったことを話したり、並んだ机でお互いに勉強したりと、たくさんの思い出と触れ合いの時間を作ってくれました。

スタディーコーナー作ってよかった…
そう思っていたのですが…。

息子が自分の部屋をもったあとも、そこでは過ごさず、スタディーコーナーやリビングで過ごしている状態が続きました。

成長に伴い生活スタイルも変わり、寄り添うように過ごしていた関係も変化。

息子のスマホから漏れる音楽やゲームの音、パソコンを打つ音、机の上に物が散乱する様など小さな心地悪さが重なっていました。

使っていない息子の部屋とは対照に、物置きと化した狭い部屋で趣味のプラモデルをしている夫の姿にも違和感があり、わたしも夫ももっと心地よく過ごせたらいいなと思うようになりました。

違和感を抑えながら数年経ち、先日の家族会議で、その気持ちを息子に伝えることができました。 


《案》
◉スタディーコーナーから、自分の部屋へ机を移動する。
◉使っていない部屋を、夫の趣味部屋に変更する。もしくは半分ずつ使うなど。

「それぞれが心地いいスペースを確保するための選択肢は他にもあると思うのだけれど、あなたの気持ちやアイデアがあったら教えて」と伝えました。

息子はわたしたちの想いを知り、渋々ながらも自分の部屋へ机や荷物を移動することを選択しました。

昨日、息子の机が移動日して、家族それぞれのスペースを作るための一歩がようやく進みました。

誰かのために自分を犠牲にするのは終わり。

大人だって、親だって、自分のスペースがほしい。

かと言って、自分の自由のために誰かを犠牲にしたいと思っているわけではないから、必要なのはやっぱり対話だと思うのです。

お互いの想いを理解するためのには、自分の想いを伝えることがスタート。

伝える前に、相手が分かってくれないとか、伝えてもどうせ無理と我慢してしまうことありませんか。

伝えたいことを、相手が受けとれる形で投げていますか?

言葉はボールで、コミュニケーションはキャッチボール。

心地よく投げる練習をしてみませんか。

この記事が参加している募集

今日やったこと

今年やりたい10のこと

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?