今回は、タラ〜って流れ落ちる出血が、食塩水で直ぐに止まったお話です。

シェディングのせいか、皮膚にボツボツができることがあります。先日、その瘡蓋を掻きこわしてしまいました。小さな瘡蓋ですし、いつもなら血もすぐ止まるのですが、その時はタラ〜って流れるほど出血してティッシュで抑えてもなかなか止まりませんでした。これは服を汚してしまうと、コットンと絆創膏で抑えて止血することにしました。その時、薬代わりに濃度1%の食塩水をコットンにスプレイして抑えみたら、直ぐに血が止まって、思わず「え、ウソ⁈」と呟くほど。これには流石にびっくりしました。

あんなにダラダラと止まらなかった血が、一瞬で止まるなんて！そういえば、指を切ったときに、塩をまぶしておくと良いと聞いたことがありました。その時は痛いし怖いので途中経過を見なかったのでわからなかったのですが、きっと血も早く止まっていたのでしょう。塩には、殺菌したいことによる予後の改善の良さを期待していたのですが、止血そのものにも効果があるんですね。

血も早く止まり、傷の治りも早く綺麗になる。傷には塩だと改めて実感しました。

私は傷には、消毒など殺菌せずに、塩水または塩をまぶすようにしています。常在菌が傷を治す力を知っているからです。下手に殺菌すると、治す働きのある菌まで殺してしまい自然治癒の邪魔になってしまうからです。

皆さんも小さい傷や掻きこわしから試してみてはいかがでしょうか？傷には殺菌しないで天然塩！

私は病院で殺菌された後は、すぐに食塩水や発酵液をかけて常在菌のバランスを保つようにしています。ただし、あまりにも不衛生なところで受傷した時や、免疫力が極端に下がっている時はその限りではないでしょう。自然治癒はケースバイケース、自分の体と相談して行いましょう。