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間違っているかもしれない、それでも前を見て進みたい

「どうして沖縄にいるのか分からない」

と仲人に言われて、確かに、と思った。
実家のお隣さんに、喫煙者だった為罵声を浴びせられ、

「煙草、くせぇ!マジやめろ!」

煙がお隣にいかないよう、工夫して煙草を吸っていた。私が煙草を吸うと暴言を吐く奥さんだけど、向かい側に住む奥さんのママ友、喫煙者には言わない、煙草を吸うな、と。

お子さんを叱るときも、

「ふざけんじゃねぇよ、てめぇ!」

という暴言がよく聞こえていた。

「文句があるなら、かかってきなさいよ!」

私も子どもみたいに、お隣さんにうるさいなぁと聞こえるように文句を言ったことがあるが、更に強い言葉で返ってくる。
不毛なやり取りで、言い合う時間さえもったいない上に、耳障りの悪い言葉が毎日のように聞こえてくるのが嫌で、実家を出て、沖縄に来た...これが現実だ。

あの場所から離れることが、私には必要だった。

そして、昔一緒に馬鹿騒ぎした仲間と再会。

二人とも、テレビに出たり取材を受ける程立派な人間になっていて、成功者を間近に見て、私の未熟さを改めて思い知った。

沖縄に来るべきだったんだ、と感じたことは多々あった。
この二人を引き合わせること。
沖縄仲間の一人が亡くなり、散骨式に参加すること。
沖縄に来なければ、尊敬する女性には出会えなかったこと。

それは後付けだと、現実から逃げているだけ、根無草を目指すのか。

こう言われるかもしれないけれど、私にとって十分すぎる理由だ。
引き続き、埼玉に住んでいたら、沖縄の仲間に会えなかったかもしれない。
友人の散骨式があると言われても、簡単に沖縄に行けなかったかもしれない。
埼玉にいたら、遊んでばかりで真剣に婚活をしようとは思わなかったかもしれない...

「どうして沖縄にいるの?」
「沖縄に呼ばれたから」

と答えてもいい相当な理由があると、私は信じたい。

沖縄で会う必要のある人がいた。
沖縄だから、出来る仕事があった。
だから私は、埼玉に戻る。
今までの人生の振り返りで来た沖縄、そしてこれからの人生の為に準備をする埼玉。

来春には戻れるようにしよう。
改めて人生の進む道が定まると、とても清々しい。
私が進むことが出来るのは、守護してくれる存在のお陰。
家族や友人、出会った人達のお陰。
生かして頂いていることに感謝をし、今日も前に進みます。

いつも見守って頂き、ありがとうございます🥰❤️

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