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「無言館」無言のメッセージ

戦没画学生慰霊美術館「無言館」(長野県上田市)
3年前の夏、霧ヶ峰へ旅行した際に立ち寄った。
20年ほど前、会社の仲間と行った事があったが、小学生の息子に見せたかった為、再度訪れた。
第二次世界大戦中、画学生が戦場へ行き、命を落とした。画学生の方々が遺した、愛する人や故郷の日常を描いた絵が展示されている。

各々の絵の案内には、戦死した場所と享年が記されていた。みんな若い。

館内には遺品も展示されていた。
召集令状。
戦地から家族へ宛てた手紙。
戦死や戦病死を報告する書類。

戦地で亡くなった方の無念。
戦争で家族を失った悲しみ。

私は言葉にできない。
3年前、小学4年生の息子も無言になった。
息子にも伝わったかなと思った。

☆巡回展のお知らせがありました。みなさんのお近くの場所で、絵画を観ることができるかもしれません。詳しくは下記の公式サイトへご確認ください。(2020年8月15日現在)

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