今日は無題。
子どもが生まれて、ワーキングマザーになった。
働いているお母さん。
確かにそうなんだけども、自分はワーキングマザーであるという感じがしない。
何でだろう?と考えてみて、ひとつ思い当たったのはその順番だ。
ワーキングマザーというのは、働いていないお母さんが一般的で、あえて「働いている=ワーキング」をつけて区別するための言葉のように思える。
王様と女王様、社長と女社長みたいな感じ。
「ワーキング」が強調される。
でも、私にとって、社会人歴は10年以上、お母さん歴は1年未満。
「ワーカー」である方が当たり前の日常で、「マザー」であることの方が新奇なことだ。
気分としては、働いているお母さんではなくて、育児中の労働者の方が近い。その方が「ハイ!私です」と抵抗なく言える。
英語にするなら、ペアレンティングワーカーとでも言えばいいか。
ワーキングファザーだって同じぐらいの数がいるはずなのに、そんな言葉はない。ファザーはきっと働いているのが当たり前だから。
ワーキングマザーと言われると、何かすごい意志を持って働いていなければいけないような気がして、存在だけで「私すごい大変!」と主張してしまっている気がして、居心地が悪い。
私はただ今までと変わらない平凡な日々を送ろうとしているだけなのに。
その迷いが仕事を見直すきっかけにもなったから、嫌だとは思わない。
でも、もうちょっと働いているお母さんが当たり前になったら、過ごしやすいなぁと思う。
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